- 結婚して6ヶ月目位から不眠、頭痛、めまいが気になるようになって日々の生活にも支障が出てきた。
- 友人の不幸をきっかけに、これまでこらえてきた不安感や落ち込み、倦怠感が一気に出てきて毎日横になる時間が多くなってきた。
- 子育てや教育問題から、イライラしてよく眠れなくなり、肩は何かを背負っているように重く、頭痛がなかなか治らない。
- 本や、インターネットで自分の症状を調べて不安になり病院へ行って、血液検査や脳のMRI検査をしても「特に異常なし」と言われ、睡眠促進薬や筋肉を和らげる薬を出されただけ。
自律神経失調症は、大きく分けて4つタイプがあります。
自律神経失調症(自律神経のバランスの不調)とひとことで言っても、ひとそれぞれ症状が違う場合、環境が違う場合、性格による場合など様々です。
そんな複雑な要因を含んでいる自律神経失調症は、医学会では4つのタイプ分類しています。
①本体性型自律神経失調症
生まれつき自律神経の調整機能が乱れやすい体質の人、低血圧や虚弱体質、または立ちくらみをしやすい人などに見られるタイプ。
体力的に自信のない人も、自律神経に変調をきたすことが多いといえる。
②神経症型自律神経失調症
心理的な要因によって自律神経の機能に不調をきたし、不定愁訴の症状があらわれるタイプ。
自分のからだの変調に敏感で、気にする人に多く見られる。神経症との境界線があいまいだが、身体的な所見が強く見られる場合によくあてはまる。
③心身症型自律神経失調症
自律神経失調症の約半分がこのタイプ。
日常生活のストレスが原因のため、症状の現れ方も程度も様々。喜怒哀楽の感情や疲労などのストレスを無理に抑えることにより、自律神経に変調をきたす。
④抑うつ型自律神経失調症
ストレスが慢性的に蓄積して、うつ状態の反応をきたすと、頭痛、腹痛、不眠、食欲不振などの身体症状もあらわれる。
抑うつ気分が、これらの症状に隠れて発見されにくいと、うつに対する適切な治療がなされないことになる。性格的にうつ状態になりやすいのは、几帳面、完全主義、執着心が強い、気分が沈みやすい、などの傾向のある人など。
自律神経失調症の症状は様々あり、からだと心、全身的と部分的に分けられますが、複数の症状があったり、症状が変わって出現することも多いです。
あなたに当てはまる症状がありますか?
複数当てはまり、症状が数週間つづいていたら自律神経失調症の可能性が高いです。
全身症状
倦怠感、疲れやすい、めまいがする、微熱の継続、フラつく、からだのほてり、食欲不振、不眠・睡眠障害、起床時の不調など。(更年期障害症状)
精神症状
不安、恐怖感、イライラ、怒りっぽい、落ち込み、集中力低下、やる気低下、些細なことが気になる、記憶力・注意力の低下、すぐ悲しくなるなど。
部位的症状
頭痛・頭重、耳鳴り・難聴、疲れ目、ドライアイ、手足の冷え、手足のほてり、手足のしびれ、肩こり・痛み、腰痛、多汗、汗が出ない、皮膚の乾燥・かゆみ、便秘・下痢、月経不順、月経困難症、不妊症など。
あなたが不調を感じるようになった時期に、こんなストレスはありませんでしたか?
- 夫や妻、父親や母親など家族に不幸があった。
- 家族が介護生活になった。
- 仕事が多忙で平均睡眠時間が6時間を切っている。
- 会社仕事で異動があった。
- 会社での人間関係、業務上のトラブルがあった。
- 引越しをした。
- 進学・就職した。
- 家族や周りに、常にネガティブな人がいる。
- 家族内でDVなどのトラブルがある。
- 好きな人やペットとの突然な別れがあった。
自律神経失調症は4つのタイプがあります
自律神経失調症の不調を自律神経測定データで解説
自律神経失調症の方の自律神経測定データを解説しましょう。
この患者さんは60代女性の方で、様々な症状でお悩みで家族の方が心配して来院されました。
ご家族の方に引きこもりのお子様もいらして、鬱的症状も伴われていて、寝込むことが多く家事も満足にできない状態とのことでした。
自律神経測定データを見てわかる通り、全体の数値が低く、ミドリ線の平均値が上限でも15μ㌂まで届いていません。
これは、いかなる症状が発症しても不思議ではない状態で、心身共に非常に疲弊していると考えます。
特に心配なのは下半身の経絡の数値で、計測不能な0の数値が多く、生命力が心配になるほどです。
早期の集中治療が必要な状態と言えます。
脾経の自律神経が低下の場合の症状解説
脾経の経絡の自律神経の低下(抑制↓)と不眠・睡眠障害の症状は関連が深いです。
関連する臓器では、消化機能、精神となっており、これはストレスとの関係を表しています。
消化器系の不調から吐き気が発症することもあり、年齢的なことや生活習慣の乱れから糖尿病につながることもあります。
脾経の自律神経の低下(抑制↓)で起こりやすい症状として、不眠、取り越し苦労、ストレス性の易疲労(疲れやすい)と記載されています。
ストレスから自律神経が乱れて、消化器系の不調、睡眠障害を引き起こし鬱的症状まで発症し得る重篤な自律神経の不調と言えるでしょう。
肝経の自律神経が低下の場合の症状解説
肝経は精神、睡眠を司る経絡と言われます。
肝経の自律神経の低下(抑制↓)では、筋力の低下が起きやすく、足腰の冷えをが起きたり、立ちくらみ、ゆううつ感が起きることもあり、気力が衰えることがあるので、何事にも前向きになれず、動くこともままならなくなってしまいます。
腎経の自律神経が低下の場合の症状解説
腎経の経絡の自律神経の低下(抑制↓)しているということは、易疲労(疲れやすい)という状態で、生命エネルギーの低下を意味します。
また、胆経も低下(抑制↓)しているので冷え性、足の冷えが気になって睡眠が悪くなっているとこが想像できます。
ホルモンバランスの異常にも関係が深く、特に女性の場合更年期障害の影響も大きいので、不眠・睡眠障害の症状が起きても不思議ではありません。
東洋医学的には腎虚と言われるもので、心身のエネルギーが不足と言った状態です。
その1 岩盤浴療法で血流促進
体の冷えは諸悪の根源です。
岩盤浴の遠赤外線効果によって、ヒートショックプロテイン(免疫タンパク)を増やしながら、身体の内側から温めて低体温の改善と血流を促進させます。
(2回目の本格的治療から行います)
その2 カイロプラクティック&古式整体術で骨格調整、筋肉の緩和
体のゆがみがあるなと思った場合には?
カイロプラクティック、古式整体術、PNFストレッチなどを活用し、骨格調整や筋肉を緩和させて、各所のコリ、痛みの症状をはじめ、身体の血流不全を改善させます。
その3 自律神経を測定して鍼治療で調整
基本治療は鍼治療を行います。
良導絡自律神経調整療法で24ヶ所の測定点から経絡(ツボの流れ)の自律神経を確認して不調経絡を確認しながら、鍼治療で調整していきます。
その4 高気圧酸素BOX療法
施術で血液の巡りを良くしてから高気圧酸素BOXに入ります。
酸素BOXを使った高気圧酸素療法によって普通の呼吸では取り込めない溶解型酸素(通常の呼吸時より小さい酸素)を身体に大量に取り込めます。
細胞のエネルギー源である酸素が、身体の隅々の細胞に行き届くことによって、酸素不足が 解消されて、新陳代謝(細胞の生まれ変わり)が促進され、自己回復力の高い体質改善を目指します。
頭蓋電気刺激療法(CES)を行う場合もあります。
全米FDA認証改善効果90%以上
(FDAとは、米国食品医薬品局)
全米37年の医療実績
採用医療施設20,000ヵ所以上
副作用、耐性、依存性ゼロの
Alpha-Stim(アルファスティム)による頭蓋電気刺激療法(CES)を行います。
全米FDA認証改善効果90%以上
(FDAとは、米国食品医薬品局)
全米37年の医療実績
採用医療施設20,000ヵ所以上
副作用、耐性、依存性ゼロの
Alpha-Stim(アルファスティム)による頭蓋電気刺激療法(CES)を行います。
アルファスティムの特徴
- 特殊波形が脳幹の特定神経細胞群を活性化
- アルファ波を増幅、デルタ波を鎮静
- 覚醒度を高める神経系を微調整(神経修復)
- セロトニンやアセチルコリンを生成
- ストレスの影響をより効果的に軽減
- 興奮の鎮静、気持ちの安定化
- 特定の疼痛感覚や知覚を制御
アルファスティムによるCES療法はこんな方にオススメ
- モヤモヤをスッキリさせたい
- 薬の量を減らしたい
- 長引く神経痛をなんとかしたい
- 朝までぐっすり眠りたい
- 緊張感を解きほぐしたい
- 日々のイライラ感を抑えたい
- 溜まった疲労感を軽くしたい
- 集中力を高めたい
- 特殊波形が脳幹の特定神経細胞群を活性化
- アルファ波を増幅、デルタ波を鎮静
- 覚醒度を高める神経系を微調整(神経修復)
- セロトニンやアセチルコリンを生成
- ストレスの影響をより効果的に軽減
- 興奮の鎮静、気持ちの安定化
- 特定の疼痛感覚や知覚を制御
- モヤモヤをスッキリさせたい
- 薬の量を減らしたい
- 長引く神経痛をなんとかしたい
- 朝までぐっすり眠りたい
- 緊張感を解きほぐしたい
- 日々のイライラ感を抑えたい
- 溜まった疲労感を軽くしたい
- 集中力を高めたい
心療内科で改善されなかった、めまい、頭痛、倦怠感がなくなりました。
K.N様 38歳 男性 相模原市 会社員
頭痛、動悸、生理痛、情緒不安定、不安感などトータルケアしてくださるので感謝しています。
K.K様 31歳 女性 多摩市 会社員
病院で特に悪くないと言われた、不眠、頭痛、冷え性、が改善されました。
S.S様 69歳 女性 多摩市 主婦
腹部の痛み・違和感、耳鳴り、下肢のむくみ、気分の落ち込み等が、心身共に軽減されて家事の疲れも改善しました。
M.M様 74歳 女性 八王子市 主婦
めまい、動悸、睡眠障害、首・肩コリ、腰痛、不安感等がなくなり子供とたくさん遊べるようになって嬉しいです。
角尾 真弓様 33歳 女性 八王子市 主婦
病院や整体でもすぐ戻ってしまった、めまい、気分の落ち込み、不眠、下痢等が改善されました。
上野 路代様 56歳 女性 多摩市 保育士
強い疲労感で家事が出来ず、娘に食事の支度を頼っていた私が、今では自転車で動き回れ、食事の支度も出来るようになりました。
羽山 さく子様 67歳 女性 立川市 主婦
心臓の手術後の不安感と不眠でうつ症状になり薬を服用しても効果がなかったのが、断薬できていろいろな悩みが不思議なくらい消えました。
T.K様 72歳 女性 相模原市 会社員
※患者様個人の感想であり、効果効能を保障するものではありません。
1、早期改善型
1、早期改善型
測定した自律神経データの乱れは少なく、平均値(ミドリ線)がそれほど低下していない比較的短期間で改善が期待できるタイプ。
治療難易度 ★★★☆☆
2、疲労困ぱい型
2、疲労困ぱい型
測定した自律神経データの平均値(ミドリ線)がかなり低下した、心身共に疲労が溜まっていて自律神経が活性していないタイプ。
治療難易度 ★★★★☆
3、高ストレス陰陽逆転型
3、高ストレス陰陽逆転型
過重労働、パワハラ、モラハラ、DVなど高ストレスによって測定した自律神経データのバランスが逆転しているタイプ。
平均値(ミドリ線)が低下していれば心身疲労も蓄積している。
治療難易度 ★★★★☆
4、薬物カモフラージュ型
4、薬物カモフラージュ型
不調が薬物でカバーされて測定結果に表れてこない。長年薬を服用していて依存の状態が慣例化してしまっている厄介なものです。
どこかで決心しないと一生薬物に依存しなければならない人生になりかねません。
治療難易度 ★★★★★
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