生理不順

女性の方は、人生のなかの約40年間、毎月月経(生理)という生殖機能の習慣と、お付き合いしなければなりません。

 

この数十年間の習慣のなかで、まったく何もトラブルもなく、過ごせる女性はなかなか少ないでしょう。

近年の日本での初経の全国平均年齢は、約11歳で、これは栄養状態が改善され、体格も以前より向上した結果早まってきた傾向があります。

 

一方で閉経は、若干は伸びたものの全国平均では、約51歳と報告されています。

閉経の年代の近辺45~55歳くらいの間の期間は、更年期と呼ばれ、生殖器官である卵巣機能がそろそろその役目を終了して、女性ホルモン(エストロゲン)の分泌が低下します。

 

すると、これまでの体質が変化することに伴い、自律神経のバランスの乱れから体調不良を起こすことがあるのが、一般的に呼ばれる更年期障害というものです。

通常の月経(生理)周期

【増殖期】

月経が終了してから排卵までの期間で、卵巣周期では卵胞期になります。

卵胞からは、エストロゲン(女性ホルモン)が分泌されて、子宮の内部が次の受精卵の準備をし始めます。

 

 

【分泌期】

排卵から月経開始までの期間で、卵巣周期では黄体期になります。

子宮内部の受精卵を受け入れる体制がさらに進み、いつ受精卵が子宮の内膜に着床してもいいように万全の準備体制が整っている状態です。

 

【月経期】

受精卵が着床しなかった場合、排卵した卵胞は黄体というものに変化してますが、その応対も退化して、受精卵着床のために子宮内膜組織を維持させるために分泌していたプロゲステロン(黄体ホルモン)が低下して、子宮の内膜がはがれるようになり、体外に排出されるのがいわゆる月経(生理)とよばれるものです。

 

この周期は、通常28日を1周期と定めていますが、25~38日は正常な範囲内と考えています

月経(生理)不順の原因

1、体重減少性無月経

これは、過度なダイエットなどにより、標準体重を20%以上割り込むような体重減少がある女性に起こる症状です。

詳しくは、症状別記事に記載しています。

 

2、神経性無食欲症

これは、思春期に起こりやすい症状で、単に体重が減少する「体重減少性無月経」とは、違います。

より深刻な症状で、精神疾患の1つと考えてよいでしょう。進行すると「摂食障害」を引き起こすとても危ない症状です。

詳しくは、症状別記事に記載しています。

 

3、ストレス

ストレスによる無月経は、全体の10%と考えられていますが、潜在的な数字はもっと多いのではないでしょうか?

現在の社会では人生を送るなかで、受験、入学、就職、転職、退職、学校生活、職場、家庭生活においての人間関係などでストレスになることは山ほどあります。

 

病院の診察では、こういったストレスと月経不順・無月経を結びつけることが難しく、治療を難しくしている面があります。

西洋医学的には、機能性無月経は、ホルモンの分泌低下が原因と考えられている障害です。

 

例えば、極端な環境の下では無月経になる場合があります。

戦闘状態、戦時下、大災害、など極度なストレス、疲労状態がつづくと排卵も月経も止まることが知られています。

これは、ある意味妊娠、出産に適さない状況で、あえて生殖機能をOFFにしていると考えられます。

1種の防衛反応、適正反応といえるものでしょう。

 

4、その他、基礎疾患

無月経、月経(生理)不順を引き起こす基礎疾患(病気)が原因の場合もあります。

生殖機能の臓器の疾患、ホルモン分泌器官の疾患、代謝機能の疾患、成人病など

疑わしい場合は、基礎疾患を調べるために、病院での検査を受けることが重要でしょう。

その1 岩盤浴療法で血流促進

体の冷えは諸悪の根源です。

岩盤浴の遠赤外線効果によって、ヒートショックプロテイン(免疫タンパク)を増やしながら、身体の内側から温めて低体温改善血流促進させます。

(2回目の本格的治療から行います)

その2 カイロプラクティック&古式整体術で骨格調整、筋肉の緩和

体のゆがみがあるなと思った場合には?

カイロプラクティック、古式整体術、PNFストレッチなどを活用し、骨格調整や筋肉を緩和させて、各所のコリ、痛みの症状をはじめ、身体の血流不全改善させます。

その3 自律神経を測定して鍼治療で調整

基本治療は鍼治療を行います。

良導絡自律神経調整療法24ヶ所の測定点から経絡(ツボの流れ)の自律神経を確認して不調経絡を確認しながら、鍼治療で調整していきます。

その4 高気圧酸素BOX療法

施術で血液の巡りを良くしてから高気圧酸素BOXに入ります。

酸素BOXを使った高気圧酸素療法によって普通の呼吸では取り込めない溶解型酸素(通常の呼吸時より小さい酸素)を身体に大量に取り込めます。

細胞のエネルギー源である酸素が、身体の隅々の細胞に行き届くことによって、酸素不足 解消されて、新陳代謝(細胞の生まれ変わり)が促進され、自己回復力の高い体質改善目指します。

頭蓋電気刺激療法(CES)を行う場合もあります。

全米FDA認証改善効果90%以上

(FDAとは、米国食品医薬品局)

全米37年の医療実績

採用医療施設20,000ヵ所以上

副作用、耐性、依存性ゼロの

Alpha-Stim(アルファスティム)による頭蓋電気刺激療法(CES)を行います。

アルファスティムの特徴

  1. 特殊波形が脳幹の特定神経細胞群を活性化
  2. アルファ波を増幅、デルタ波を鎮静
  3. 覚醒度を高める神経系を微調整(神経修復)
  4. セロトニンやアセチルコリンを生成
  5. ストレスの影響をより効果的に軽減
  6. 興奮の鎮静、気持ちの安定化
  7. 特定の疼痛感覚や知覚を制御

アルファスティムによるCES療法はこんな方にオススメ

  • モヤモヤをスッキリさせたい
  • 薬の量を減らしたい
  • 長引く神経痛をなんとかしたい
  • 朝までぐっすり眠りたい
  • 緊張感を解きほぐしたい
  • 日々のイライラ感を抑えたい
  • 溜まった疲労感を軽くしたい
  • 集中力を高めたい

アドバイスその1

治療はいつ受けられるのか?

完全予約制なので、まず「予約状況ページ」を見て空き状況を確認してから、LINE、にてご連絡下さると幸いです。

メールフォームは最近スパムメールなる場合が多いので推奨しません。

一人治療院なので治療中の場合は電話に出れない場合があります。

電話連絡はなるべく控えてください。

ご連絡前にHPをよく読んでからご連絡してください。

是非LINE登録してご連絡してくださいませ。

https://line.me/R/ti/p/%40tsz2286v

アドバイスその2

自分と同様な症状の治療例があるのか?

症状別ページ患者様の声を見て確認すると心強くなります。

アドバイスその3

どんな治療をするのか不安だな?

とお思いならば施術内容のページを見るとイメージしやすいでしょう。

アドバイスその4

・治療時間はどのくらい?

・治療の料金はいくらなのか?

・駐車場はあるのか?

など聞いてみたい事は、まず「よくある質問ページ」を見て確認してください。

婦人科系疾患でお悩みの患者様の声

生理不順の自律神経データの説明

月経(生理)不順、無月経でお悩みの方は、体調の不調がそれだけということは、まずありません。

むしろ他の症状、肩こり、腰痛、冷え症、疲れやすやなどが気になって治療院へ来ることが多いです。

 

最初は、肩こりで来院されて治療していくうちに「実は、生理が不順なんです」と打ち明けられたり、こちらから「生理の周期は安定してますか?」と尋ねて「実は安定してないんです」と話される場合が多いです。

当院では、良導絡自律神経調整療法という治療法を行いますが、治療を行う前に自律神経を良導絡の機械によって測定します。

 

画像のようなデータが出るわけですが、この患者さんも当初は美容目的で来られて、その後お腹が張るのが気にると言われ、良導絡にて自律神経を調べると自律神経がかなり乱れているのが分かり、以前は、2年くらい無月経で、最近の月経(生理)周期が2~3ヶ月であることをお話されました。

 

この症状は、良導絡のデータからも示しています。肝経という経絡(ツボの流れ)の自律神経の状態が乱れていて、生殖機能に異常がある可能性を示しています。

 

この肝経というのは、東洋医学の古典、中医学においても、自律神経や血液系に関係が深く、臟血作用をコントロールしています。したがって肝経(肝)の不調は、肝の機能が低下しておこる虚証(足りない症状)を引き起こし、月経(生理)不順、無月経などは、血(けつ)が足りないことで起きている症状として、肝血虚(かんけっきょ)と見立てます。

 

こういった、古典や中医学では、問診や脈診、舌診、腹診などによって判断するわけですが、非常に難しくまた、正解か不正解かの判断ができません。

ましてや患者さんには、チンプンカンプンな世界です。

 

そういった面を、わかりやすく判断し治療に活かせるのが、良導絡自律神経療法です。

自律神経の数値をグラフにして、その時の自律神経の乱れによる症状を患者さんと確認しながら治療を進めることができます。

治療を続ける度に自律神経を測定しますから、データとして残り過去の状態と比較ができ、からだの改善度を目で見て確認できる安心感や納得感があります。

測定データは、毎回プリントアウトしてお渡しするので、患者さんもご自身でからだの状態をいつでも確認ができるのです。

 

画像の患者さんは、毎週1回通院されて、3ヶ月程経過して月経周期が40日~45日ほどになりました。

 

器質的な病気がある場合には、病院での検査・治療も必要ですが、特にからだに問題がなく、単にホルモン療法だけを勧められるのであれば、東洋医学を試される価値は大いにあると思います。

1、早期改善型

1、早期改善型

測定した自律神経データの乱れは少なく、平均値(ミドリ線)がそれほど低下していない比較的短期間で改善が期待できるタイプ。

治療難易度 ★★★☆☆

2、疲労困ぱい型

2、疲労困ぱい型

測定した自律神経データの平均値(ミドリ線)がかなり低下した、心身共に疲労が溜まっていて自律神経が活性していないタイプ。

治療難易度 ★★★★

3、高ストレス陰陽逆転型

3、高ストレス陰陽逆転型

過重労働、パワハラ、モラハラ、DVなど高ストレスによって測定した自律神経データのバランスが逆転しているタイプ。

平均値(ミドリ線)が低下していれば心身疲労も蓄積している。

治療難易度 ★★★★

4、薬物カモフラージュ型

4、薬物カモフラージュ型

不調が薬物でカバーされて測定結果に表れてこない。長年薬を服用していて依存の状態が慣例化してしまっている厄介なものです。

どこかで決心しないと一生薬物に依存しなければならない人生になりかねません。

治療難易度 ★★★★★

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