良導絡自律神経データを測定すると、平均値（ミドリ線）に問題はなく、代謝機能、基礎体力、免疫力も良好と思われます。

ただ、H２（心包経）とH３（心経）が低めで左右差もあることから首から背中にかけての張りがあると思われる。

また、H２（心包経）とH３（心経）が共に低い場合は、低血圧、低血圧体質の場合が多くめまいの原因となる場合がある。

腎経が少し低下気味なのも気になるところ。

心包経の関連臓器は、循環器系の心臓、血管であり、関連部位としては、肩、胸部、上肢上腕になります。

主な症状

動悸（どうき）、貧血、手足の冷え、胸が苦しい、睡眠障害、血圧の異常、慢性的な背中の張り

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腎経の関連臓器は、腎臓、副腎、生殖器（内分泌）となります。

主な症状

足腰の冷え、疲れやすい、精力減退

集中力が持続できない、記憶力減退

喉、耳の異常、ホルモンバランスの異常、婦人科系の異常

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初診から１週間後に２回目の来院をされたときの自律神経測定データとしては、特に変化は見られなかったが、頭に血液が行かない感じは無くなったとのこと。

治療した翌日は、身体の状態が良かったが、その後めまいはまだある。

初診時には話さなかったが、生理が遅れがちで、生理前症候群（PMS）、生理痛でも悩んでいるとのこと。

２回目、３回目の治療からめまいは少なくなり、症状が出ても長く続かなくなってきたようである。

生理が終わったばかりなので、自律神経測定データは以前より低めに出ていた。

当院の治療を受けてから初めての整理だったが、いつもの生理痛の痛みが１０とすると今回の痛みは６くらいの痛みになっていたと言われました。

生理後でホルモンバランスが多少乱れているようなので、全体的に調整するように施術を行いました。

その後も週に１回のペースで通院されて、１０回目の自律神経測定データは非常に状態が良いことを表しています。

生理前症候群（PMS）の症状も軽くなり、めまいも完全になくなってはいませんが、時々起こる程度になりました。

まだ、仕事で疲労が溜まるとめまいがおき易い状態なので、同じ姿勢を続けた場合はストレッチなどして、ケアするように指導しました。

その後、通院は１週間～２週間間隔で来院され、過労時などは症状が発症しやすい感じなので、メンテナンスしながら生殖器系の不調を改善させ、妊娠が希望とのことで不妊治療も合わせて行うようにしている。

２０回目の自律神経測定データも特に問題があるような数値ではなく、順調な改善が見られるている。