うつ病、躁うつ病(双極性障害)

生きていくということは、、喜怒哀楽の感情や気分の波を経験することではないでしょうか?

 

嫌なことがあれば、誰でも気分は塞ぎます。

嬉しいことがあれば、心が弾みウキウキします。

 

感情や気分の波があるのが人生ですから、少しばかり気分、気持ちの浮き沈みがあるからといって、それほど気にする必要はないと思います。

 

でも、気分が沈む、気分の変動が激しいといったことの他に、眠れない、食欲がない、やせてきたなどの身体症状。

 

心配事がいつも頭から離れない、いつもくよくよする、全然考えがまとまらない、些細なことが気になる、すべてのことが面倒に感じる、などの精神症状。

 

こういった症状が伴うのが、うつ状態といいます。うつ状態が短い期間で済むのであれば問題ないですが、長い期間うつ状態が続くと、うつ病と診断されることになるでしょう。

心の病の概念

1、内因性によるもの

遺伝、体質、素質などが原因となるもの。

・うつ病、統合失調症

2、心因性によるもの

性格、精神的ストレスなどが原因となるもの。

・神経症、心身症

3、外因性によるもの

脳に対する物理的打撃、科学的刺激、ホルモン系のアンバランスなどが原因となるもの。

・頭部外傷後遺症、脳炎後遺症

・薬物依存性、アルコール依存性

・肝臓病などによる精神症状

うつ病の特徴

特徴

・うつ状態が現れる。躁うつ病というタイプは、陽気な面と陰気な面が交互に現れる。

・身体症状よりも精神症状が前面に出てくる。

・うつ状態は、朝に症状が強く、夕方になるにつれて軽くなる。

・思春期や初老期に発症する人が多く、季節としては冬から春にかけてなりやすい。

性格

・まじめ、仕事熱心、強い責任感、几帳面、完璧主義者、一途な考え方、のような人がなりやすい。

背景・環境

・学校の成績、受験、転校、入学、卒業

・就職、結婚、出産、育児、転勤、昇進、離婚

・肉親や友人との死別、子供の結婚や独立による離別、更年期、閉経など

うつ病の身体の症状

Ⅰ、うつの状態

  1. 食欲不振
  2. 体重減少(やせ)
  3. 下痢や便秘
  4. 頭痛、動悸
  5. 疲労感、性欲の減退
  6. 口のかわき
  7. 胃腸の不具合、吐き気

Ⅱ、そう状態

  1. 睡眠時間が短くても熟睡できる
  2. 食欲亢進、体重増加
  3. 性欲亢進、行動の活発化
  4. 多尿

うつ病の精神症状

Ⅰ、うつ状態

  1. 不安、ものごとに対して悲観的
  2. 罪悪感がつよい
  3. 決断力がなく、迷いが多い
  4. 自信喪失、自虐的
  5. 被害妄想
  6. 焦燥感
  7. 口が重い
  8. 自殺願望

Ⅱ、そう状態

  1. 爽快、陽気、気分の高揚
  2. 興味や関心の増大
  3. 強い充実感、疲れを感じない
  4. 誇大妄想、多弁、自信過剰
  5. 乱れた消費、観念逸脱、無分別
  6. 感情表現が激しい
  7. 派手な化粧や服装

薬にたよって依存症にならないで!

メンタル系の不調では長年薬を服用している患者様がいることに驚きます。

5年・10年・20年も精神的薬物を服用している方をお相手したことがあります。

そんな長い期間薬を服用ししているのは対処療法で依存症ではないかと思います。

歯が痛いから痛め止めを飲んでいるのと同じで、根本的な虫歯の治療をしていないでいるのと同じではないでしょうか?

 

精神的薬物の長期服用での副作用も日常生活で支障をきたすことがあります。

例えば体重の増加です。短期間で10㎏、20㎏も増加した方のお話を聞いたことがあります。若い女性などはそういった副作用もさらに精神的な負担になりかねません。

また精神的薬物の長期服用での副作用で恐ろしいのは脳へのダメージです。

本来はドーパミンやセロトニン・オキシトシンといった脳内ホルモンがメンタルコントロールをバランスをとって適切に分泌して生きやすい精神状態を支えています。

しかし、外部から不足している成分を継続的に提供していくと、本来できる機能が低下・不全状態になります。いわゆる退化する感じです。

適切な日常生活を支える脳内ホルモンが自分で分泌できないので薬で補い続ける。

今使っている薬の効果が悪ければさらに強い薬を使い服用を継続し脳にダメージを与える。これが薬物依存の状態です。

 

精神薬の副作用のリスクについては内海聡医師の著書「精神科のこわい話」に記されていますがインフルエンザ治療薬の「タミフル」が約26%に対して精神薬の数々はそれを上回り60%、80%を超えるものも存在します。

著書を読まずに内容を知りたい方は上部に私が作成した動画あるのでぜひ参照してくださいませ。

 

そもそも5年も10年も薬を服用して精神的疾患が治癒しないのであれば薬で根本的な改善は望めるのでしょうか?

当院でメンタル系の不調の患者様が改善された方は早期の段階が圧倒的に多いです。早ければ早いほど改善する可能性があると思います。

もし、5年・10年長期で薬物を服用しているのならば、薬を服用していたのと同じ期間かそれ以上の治療をするくらいの覚悟や本気度が必要になるでしょう。

パニック・不安障害の不調を自律神経測定データで解説

パニック・不安障害のある方の自律神経測定メインデータの解説をしましょう。

このデータはミドリの線の平均値が低めで、心身は疲労状態と言えます。

また、経絡別では低めの抑制↓高めの興奮↑バラつきが目立つ自律神経の状態です。

低めの抑制↓で気になるのは、心経と脾経の経絡で、高めの興奮↑で気になるのは、肝経と胃経の経絡です。

特に気になるのは、肝経と胃経の興奮↑した自律神経でこれはストレス度が高い状態と考えます。

心経の自律神経が低下の場合の症状解説

心経の経絡は、循環器系の心臓と血圧に関連が深いです。

心経の自律神経の低下(抑制↓)では、動悸や吐き気が起きやすく、心包経も低下している場合は血圧が不安定(多くは低血圧)になりがちです。

心拍や血圧に異常が起きることと、パニック・不安障害は関係が深いと言えます。

脾経の自律神経が低下の場合の症状解説

脾経の経絡は消化器系と関係が深く、精神も司っています。

パニック・不安障害がある場合、食欲不振になりがちです。

脾経の自律神経が低下抑制↓の場合、精神的な影響も受けやすいので、不眠様々なことを考えすぎたり、ストレスによる易疲労(疲れやすい)により活発な日常生活が出来ない場合があります。

胃潰瘍などにもなりやすい体調です。

肝経の自律神経が上昇の場合の症状解説

肝経は神経や睡眠を司る経絡です。

肝経の自律神経が上昇興奮↑している場合の症状としては、イライラしやすく神経質で、精神的に不安定になりがちです。

神経質な状態が夜まで続くと入眠障害などの不眠症を引き起こすことがあります。

睡眠の状況が悪ければ、精神的にも不安定になりパニック・不安障害をより引き起こしやすいです。

胃経の自律神経が上昇の場合の症状解説

胃経は脾経と表裏の関係にある経絡ですので、脾経と同じように消化器系と精神を司っています。

胃経の自律神経が上昇興奮↑している場合では、ストレスによって、食欲不振になったり逆に食べることでストレスを発散しようとする過食を起こすことがあります。

また、のどに異常が起きることもあり、喉のつまり感や風邪でもないのに咳が収まらないなど症状がおきます。

余談ではありますが、肝経と胃経の自律神経が上昇興奮↑している場合、腰痛が伴うこともあります。

その1 岩盤浴療法で血流促進

体の冷えは諸悪の根源です。

岩盤浴の遠赤外線効果によって、ヒートショックプロテイン(免疫タンパク)を増やしながら、身体の内側から温めて低体温改善血流促進させます。

(2回目の本格的治療から行います)

その2 カイロプラクティック&古式整体術で骨格調整、筋肉の緩和

体のゆがみがあるなと思った場合には?

カイロプラクティック、古式整体術、PNFストレッチなどを活用し、骨格調整や筋肉を緩和させて、各所のコリ、痛みの症状をはじめ、身体の血流不全改善させます。

その3 自律神経を測定して鍼治療で調整

基本治療は鍼治療を行います。

良導絡自律神経調整療法24ヶ所の測定点から経絡(ツボの流れ)の自律神経を確認して不調経絡を確認しながら、鍼治療で調整していきます。

その4 高気圧酸素BOX療法

施術で血液の巡りを良くしてから高気圧酸素BOXに入ります。

酸素BOXを使った高気圧酸素療法によって普通の呼吸では取り込めない溶解型酸素(通常の呼吸時より小さい酸素)を身体に大量に取り込めます。

細胞のエネルギー源である酸素が、身体の隅々の細胞に行き届くことによって、酸素不足 解消されて、新陳代謝(細胞の生まれ変わり)が促進され、自己回復力の高い体質改善目指します。

頭蓋電気刺激療法(CES)を行う場合もあります。

全米FDA認証改善効果90%以上

(FDAとは、米国食品医薬品局)

全米37年の医療実績

採用医療施設20,000ヵ所以上

副作用、耐性、依存性ゼロの

Alpha-Stim(アルファスティム)による頭蓋電気刺激療法(CES)を行います。

アルファスティムの特徴

  1. 特殊波形が脳幹の特定神経細胞群を活性化
  2. アルファ波を増幅、デルタ波を鎮静
  3. 覚醒度を高める神経系を微調整(神経修復)
  4. セロトニンやアセチルコリンを生成
  5. ストレスの影響をより効果的に軽減
  6. 興奮の鎮静、気持ちの安定化
  7. 特定の疼痛感覚や知覚を制御

アルファスティムによるCES療法はこんな方にオススメ

  • モヤモヤをスッキリさせたい
  • 薬の量を減らしたい
  • 長引く神経痛をなんとかしたい
  • 朝までぐっすり眠りたい
  • 緊張感を解きほぐしたい
  • 日々のイライラ感を抑えたい
  • 溜まった疲労感を軽くしたい
  • 集中力を高めたい

アドバイスその1

治療はいつ受けられるのか?

完全予約制なので、まず「予約状況ページ」を見て空き状況を確認してから、LINE、にてご連絡下さると幸いです。

メールフォームは最近スパムメールなる場合が多いので推奨しません。

一人治療院なので治療中の場合は電話に出れない場合があります。

電話連絡はなるべく控えてください。

ご連絡前にHPをよく読んでからご連絡してください。

是非LINE登録してご連絡してくださいませ。

https://line.me/R/ti/p/%40tsz2286v

アドバイスその2

自分と同様な症状の治療例があるのか?

症状別ページ患者様の声を見て確認すると心強くなります。

アドバイスその3

どんな治療をするのか不安だな?

とお思いならば施術内容のページを見るとイメージしやすいでしょう。

アドバイスその4

・治療時間はどのくらい?

・治療の料金はいくらなのか?

・駐車場はあるのか?

など聞いてみたい事は、まず「よくある質問ページ」を見て確認してください。

うつ症状、パニック障害等でお悩みだった患者様の声

※患者様個人の感想であり、効果効能を保障するものではありません。

1、早期改善型

1、早期改善型

測定した自律神経データの乱れは少なく、平均値(ミドリ線)がそれほど低下していない比較的短期間で改善が期待できるタイプ。

治療難易度 ★★★☆☆

2、疲労困ぱい型

2、疲労困ぱい型

測定した自律神経データの平均値(ミドリ線)がかなり低下した、心身共に疲労が溜まっていて自律神経が活性していないタイプ。

治療難易度 ★★★★

3、高ストレス陰陽逆転型

3、高ストレス陰陽逆転型

過重労働、パワハラ、モラハラ、DVなど高ストレスによって測定した自律神経データのバランスが逆転しているタイプ。

平均値(ミドリ線)が低下していれば心身疲労も蓄積している。

治療難易度 ★★★★

4、薬物カモフラージュ型

4、薬物カモフラージュ型

不調が薬物でカバーされて測定結果に表れてこない。長年薬を服用していて依存の状態が慣例化してしまっている厄介なものです。

どこかで決心しないと一生薬物に依存しなければならない人生になりかねません。

治療難易度 ★★★★★

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