めまい(眩暈)

こんな症状の場合は要注意です!

【症状】

① 運動感を伴わないめまい感で、持続時間が長いもの、または手足のしびれ、複視(2重に見える)、ものを飲み込む時にむせる(嚥下障害)などの神経障害を伴うもの(中枢神経障害)

回転性めまいで起立・歩行などに明らかな平衡障害があるもの。

こういっためまいが続く場合は、重篤な疾患の可能性があるので医療機関による精密検査をお勧めします。

めまいの種類は、4タイプ

  • 回転性のめまい
  • 浮動性のめまい
  • 動揺性のめまい
  • 立ちくらみ

タイプ1 視界がグルグル回る~回転性めまい~

回転性めまいは、最も激しいめまいの症状です。

 

周囲のものがグルグルと回ったり、天井やカーテンが流れて見えたりします。

めまいと同時に吐き気ももよおし、実際に嘔吐する場合もあります。

 

立っていられなくなったり、その場に座り込んだり、横になったまま動けなくなってしまう場合もあります。

 

回転性のめまいは、三半規管という耳の奥にあるバランスを司る器官で、回転を感知するのが役目の1つですが、その器官の障害で起こることがほとんどです。

 

症状は、数分間で終わることもあれば、数時間続くこともあります。

タイプ2 からだがフワフワする~浮動性めまい~

「からだが宙に浮いたように感じる」

「やわらかいマットの上を歩いているような感じがする」

「頭がフワーッとする」

など、いろいろな表現がされます。

 

浮動性のめまいは、回転性のように激しい症状はありませんが、症状が長引く傾向があります。

 

回転性の発作を繰り返し、病気が慢性期に移った時に起こるケースや、加齢が原因のもの、耳石器という耳の奥にあるバランス器官の障害から起こるものがあります。

タイプ3 からだが揺れている気がする~動揺性めまい~

頭やからだがグラグラ、あるいはユラユラと揺れている感じがする症状です。

 

歩いている時にも、足元がふらついたり、まっすぐ歩けなかったりすることもあります。

 

「原因不明のふらつき」として扱われることが多く、加齢の影響や、片方の三半規管の機能低下が著しい時や、小脳に障害がある場合も、この症状が現れます。

タイプ4 立ち上がったときにフラーッとする~立ちくらみ~

起立するときに、めまいやふらつきが起こる症状です。

 

耳や脳の障害のほか、低血圧、睡眠不足、疲労などが原因でも起こります。

 

電車の座席に座っていて急に立ち上がったらフラッとするとか、つり革につかまったいるうちに気分が悪くなるといった症状が現れます。

 

立ち上がるときには、頭の方へ速やかに足にある血液が移動することが望ましいのですが、その為には、ホルモンの影響で足の血管を収縮させて、からだの上方へ血液を送ります。

 

そのホルモンが低下していたりすると、足の血管が血液を送れなくなり一時的な脳の貧血が起こって、立ちくらみの症状を起こすことがあるのです。

めまいの簡易フローチャート

治療の経験からめまいの原因は大きく3つ

原因その1 筋緊張性めまい

肩や首の筋肉が過緊張、いわゆる激しいこりによって、脳への血流がスムーズでなくなるので、脳貧血のような状態が起きやすくなって、フラフラしたりクラっとくることが起きる症状です。

まずは、過緊張の筋肉を緩めていくことが先決です。

ただ、なぜそのような過緊張の筋肉になってしまうのか?

原因は、過重労働、精神的ストレス、緊張しがちな性格など人それぞれです。

原因その2 眼精疲労によるめまい

近年では、パソコンを利用する頻度が仕事上において増加傾向なことはご存知ですよね。

プライベートな時間でもスマホでサイトを見たり、ゲームをやったりして、目を酷使している方が多いです。

 

人の情報の80%は視覚情報です。

目を酷使することで、焦点を調節する機能の筋肉の衰えやドライアイなどから、正確な視覚情報が得られなく無くなり、脳に誤った情報が届くことで、平らな場所なのに揺れているように感じたり、足からの情報と目から情報がマッチせず、フワフワした感じを覚えたりします。

 

目の疲れを和らげるように治療して、目の周りの筋肉(眼輪筋等)をケアしていくことでめまいが改善していきます。

ただ、原因となる生活習慣を変えていかないと再発の可能性は高いです。

原因その3 内耳性異常によるめまい

耳の器官の内耳とは、三半規管と言われるバランス機能を司る場所です。

 

上下、前後、左右、回転などのバランス感覚をこの三半規管で行っています。

この三半規管の機能で重要なのがリンパ液です。

 

リンパ液が満たされた器官の中に細かい毛がセンサーの役割をしています。

このセンサーがリンパ液の中でどう揺れるかで、自分の体の状態を脳に教えるのです。

 

よく聞くメニエール病というのは、このリンパ液が過剰になることで、感覚センサーの誤作動が生じて脳に誤った情報を送ってしまいめまいが生じるものとされています。

 

病院などでは、利尿剤で過剰なリンパ液を調整しようと試みることが多いようです。

人にはそもそも自己回復機能が備わっていますので、当院ではリンパ液と関係が深いのは東洋医学でいう三焦経ですので、もし異常があれば三焦経を整えていくことから始めて、そもそもの自己回復力を高める施術を行います。

めまいに関する東洋医学的な考え方

目がかすんで目の前が暗くなることを東洋医学では、「眩」(げん)と言います。

ぐるぐる物がまわって見えたり、ものが揺れ動いて見えるものを「暈」(うん)と言います。

この2つは同時に起こることが多いので、「眩暈」(めまい)と称しています。

また、目がかすんで頭がクラクラするものを「目眩」(もくげん)と言い、ひどく頭がクラクラし目の前が暗くなるものを「眩冒」(げんぼう)と言います。

1、肝陽の亢進によるめまい(眩暈)

①肝陽の亢進による(めまい)眩暈・・・怒りやストレスなどによって五臓の肝の疏泄機能が失調すると肝鬱(かんうつ)状態が起こります。

それが改善しないと熱を持ち肝を冷やす機能(肝陰)を損傷するようになります。

この為、肝陽が亢進して、頭や目に影響すると眩暈が起こります。

2、痰濁による(めまい)眩暈

②痰濁による(めまい)眩暈・・・暴飲暴食で、生活習慣が不規則、過労など不摂生が重なると五臓の脾胃が損傷し、運化機能(消化・吸収・運搬機能)が低下して痰湿が生じます。この痰湿が中焦(からだの中部分)に阻滞(そたい)している為に清陽(軽く清い気)が頭部に昇らず、また濁陰(だくいん)(重く濁った物質)が降りないと眩暈が起きます。

3、気血両虚による(めまい)眩暈

③気血両虚による(めまい)眩暈・・・脾胃虚弱の為に気血の生成が悪くなると、気虚の為に清陽が頭部にうまく到達できなくなり、また血虚の為に脳にうまく栄養が行き届かず、眩暈が起きます。

また、慢性疾患によって気血を消耗したり、吐血、下血、崩漏(ほうろう。子宮出血、月経期間外の大量もしくは持続出血のこと)などによって、出血が多いと眩暈が起きます。

4、腎精不足によるめまい(眩暈)

④腎精不足によるめまい(眩暈)・・・腎に蔵されている精(エネルギー)は髄(骨や血を作る元)を生じ、脳は「髄の海」と言われます。

先天的に腎精が不足している人、老化や房事過多などにより腎精が不足している人は『内経』(東洋医学の古典)でいう「腎海不足」となり、その為に眩暈が起きます。

めまいの不調を自律神経測定データで解説

めまいのある方の自律神経測定メインデータの解説をしましょう。

このデータは24ヵ所の測定データ全てが低い数値です。

ミドリの線の平均値の上方でも15μ㌂もありません。

これは、体が非常に疲弊している状態と言えます。

この状態では、めまい以外のどんな不調が起きても不思議ではありません。

特にめまいに関係が深いと思う経絡(ツボの流れ)の自律神経は腎経と胆経のデータが非常に低いことです。

胆経の自律神経が低下の場合の症状解説

胆経の経絡の自律神経の低下(抑制↓)とめまいの症状は関連が深いです。

まずは、関連する部位ですが、眼・耳・筋肉・頭部です。

眼の異常でめまいは引き起りますし、耳の異常はメニエール病の原因でもあります。

筋肉の異常は首のコリから起きる筋緊張性のめまいと関係が深いです。

また、めまいは頭部の脳で感じるものですから脳に異常があればめまいが起きるのは誰でも想像できるでしょう。

したがいまして、引き起る可能性の症状としても、めまい・立ちくらみ、眼の疲れなどがあげられています。

腎経の自律神経が低下の場合の症状解説

腎経の経絡の自律神経の低下(抑制↓)とめまいの症状は直接的ではありませんが、間接的に関係があります。

腎経が低いという事は、易疲労(疲れやすい)という状態で、生命エネルギーの低下を意味します。

また、耳の異常が起きやすくめまいと関係があると言えます。

ホルモンバランスの異常にも関係が深く、特に女性の場合更年期障害の影響も大きいので、めまいの症状が起きても不思議ではありません。

その1 岩盤浴療法で血流促進

体の冷えは諸悪の根源です。

岩盤浴の遠赤外線効果によって、ヒートショックプロテイン(免疫タンパク)を増やしながら、身体の内側から温めて低体温改善血流促進させます。

(2回目の本格的治療から行います)

その2 カイロプラクティック&古式整体術で骨格調整、筋肉の緩和

体のゆがみがあるなと思った場合には?

カイロプラクティック、古式整体術、PNFストレッチなどを活用し、骨格調整や筋肉を緩和させて、各所のコリ、痛みの症状をはじめ、身体の血流不全改善させます。

その3 自律神経を測定して鍼治療で調整

基本治療は鍼治療を行います。

良導絡自律神経調整療法24ヶ所の測定点から経絡(ツボの流れ)の自律神経を確認して不調経絡を確認しながら、鍼治療で調整していきます。

その4 高気圧酸素BOX療法

施術で血液の巡りを良くしてから高気圧酸素BOXに入ります。

酸素BOXを使った高気圧酸素療法によって普通の呼吸では取り込めない溶解型酸素(通常の呼吸時より小さい酸素)を身体に大量に取り込めます。

細胞のエネルギー源である酸素が、身体の隅々の細胞に行き届くことによって、酸素不足 解消されて、新陳代謝(細胞の生まれ変わり)が促進され、自己回復力の高い体質改善目指します。

頭蓋電気刺激療法(CES)を行う場合もあります。

全米FDA認証改善効果90%以上

(FDAとは、米国食品医薬品局)

全米37年の医療実績

採用医療施設20,000ヵ所以上

副作用、耐性、依存性ゼロの

Alpha-Stim(アルファスティム)による頭蓋電気刺激療法(CES)を行います。

アルファスティムの特徴

  1. 特殊波形が脳幹の特定神経細胞群を活性化
  2. アルファ波を増幅、デルタ波を鎮静
  3. 覚醒度を高める神経系を微調整(神経修復)
  4. セロトニンやアセチルコリンを生成
  5. ストレスの影響をより効果的に軽減
  6. 興奮の鎮静、気持ちの安定化
  7. 特定の疼痛感覚や知覚を制御

アルファスティムによるCES療法はこんな方にオススメ

  • モヤモヤをスッキリさせたい
  • 薬の量を減らしたい
  • 長引く神経痛をなんとかしたい
  • 朝までぐっすり眠りたい
  • 緊張感を解きほぐしたい
  • 日々のイライラ感を抑えたい
  • 溜まった疲労感を軽くしたい
  • 集中力を高めたい

アドバイスその1

治療はいつ受けられるのか?

完全予約制なので、まず「予約状況ページ」を見て空き状況を確認してから、LINE、にてご連絡下さると幸いです。

メールフォームは最近スパムメールなる場合が多いので推奨しません。

一人治療院なので治療中の場合は電話に出れない場合があります。

電話連絡はなるべく控えてください。

ご連絡前にHPをよく読んでからご連絡してください。

是非LINE登録してご連絡してくださいませ。

https://line.me/R/ti/p/%40tsz2286v

アドバイスその2

自分と同様な症状の治療例があるのか?

症状別ページ患者様の声を見て確認すると心強くなります。

アドバイスその3

どんな治療をするのか不安だな?

とお思いならば施術内容のページを見るとイメージしやすいでしょう。

アドバイスその4

・治療時間はどのくらい?

・治療の料金はいくらなのか?

・駐車場はあるのか?

など聞いてみたい事は、まず「よくある質問ページ」を見て確認してください。

めまいで悩まれていた患者様の声

めまいで2年前入院し、最近再発しましたが3回の治療で改善しました

平光 三郎様 76歳 男性 町田市 会社員

病院を転々としても治らなかった、フワフワするめまいが改善しました。

天ヶ瀬 由佳子様 多摩市在住 25歳 事務職&ネイリスト

頭痛・めまいで学校に行けない日がありました。

O.D様 13歳 男性 日野市 中学生1年生

※患者様個人の感想であり、効果効能を保障するものではありません。

1、早期改善型

1、早期改善型

測定した自律神経データの乱れは少なく、平均値(ミドリ線)がそれほど低下していない比較的短期間で改善が期待できるタイプ。

治療難易度 ★★★☆☆

2、疲労困ぱい型

2、疲労困ぱい型

測定した自律神経データの平均値(ミドリ線)がかなり低下した、心身共に疲労が溜まっていて自律神経が活性していないタイプ。

治療難易度 ★★★★

3、高ストレス陰陽逆転型

3、高ストレス陰陽逆転型

過重労働、パワハラ、モラハラ、DVなど高ストレスによって測定した自律神経データのバランスが逆転しているタイプ。

平均値(ミドリ線)が低下していれば心身疲労も蓄積している。

治療難易度 ★★★★

4、薬物カモフラージュ型

4、薬物カモフラージュ型

不調が薬物でカバーされて測定結果に表れてこない。長年薬を服用していて依存の状態が慣例化してしまっている厄介なものです。

どこかで決心しないと一生薬物に依存しなければならない人生になりかねません。

治療難易度 ★★★★★

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