自律神経がおこなう、からだの役目

神経系は、その働きから「体性神経」「自律神経」とに大別されます。

 

体性神経は、何かをするときに自分の意思でからだを動かす神経で、知覚神経運動神経があります。

具体的には、目の前のものをつかもうと手を伸ばしたり、食べ物を口に運んだり、しゃべろうと口を動かしたりするのは、この体性神経が働くからです。

車で例えるならば、今は少数派のマニュアル式トランスミッション車の操作みたいなものです。

 

自律神経は、その人の意志とは関係なく、各器官の必要に応じて動きます。

食べ物を食べると、胃や腸が動き出したり、気温が高くなれば自然と汗を出して体温調節しますし、心臓が生まれてから死ぬまで24時間365日無休で働くのも、眠っていて意識がないのに呼吸し続けられるのも自律神経のおかげです。

同じように車で例えるならば、現在多数派のオートマティック・トランスミッション車のシステムのようなものです。

 

 

体性神経(マニュアル)

運動神経(発信する神経)・・・行動をおこす。

知覚神経(受信する神経)・・・五感(視覚、嗅覚、味覚、聴覚、触覚、温度覚)

 

自律神経(オートマティック)

交感神経(活動する神経)・・・ファイト神経

副交感神経(休む神経)・・・リラックス神経

自律神経はどこがコントロールしてる?

脳の働きと自律神経への伝達のしかた

〇大脳皮質

知覚・判断・思考・記憶などの高度な精神活動をつかさどる。

↓(情報)

〇大脳辺縁系

本能的な欲求や喜怒哀楽などの情動をつかさどる。

↓(情報)

〇視床下部

自律神経系やホルモン系の働きをつかさどる。

↓(反応)

〇自律神経

交感神経中枢・副交換神経中枢

↓(反応)

〇各器官

心臓・胃・腸・汗腺などに作用する。

 

自律神経の最高司令官は、脳にある視床下部という場所になります。

 

~薬に頼らない健康なからだを目指す~
自律神経専門治療院
ユナイテッド治療院 院長 市原 祐之
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