不眠症・睡眠障害

現代医学的な不眠の考え方

不眠を招く要因としては、騒音などによる外界からの刺激日常生活の乱れによる機会性不眠と、痛みなど睡眠を阻害する要素を持つ身体的疾患精神病、神経症に起因する神経症候性不眠に分類されます。

 

不眠の症状のタイプとしては、入眠障害、早朝覚醒、中途覚醒、熟睡障害、まったく眠れない、などがあります。

機会性不眠とは?

【病態】

外界の刺激や生活習慣の乱れ、一過性の精神的緊張などによって正常な睡眠がさまたげられたり、睡眠リズムがくずれたりするものがあります。

多くは原因がなくなれば症状は改善されますが、臨床的に問題になるのは、不眠による精神的緊張の持続、自律神経の乱れ等の悪循環によって症状が固着傾向になるものです。

【症状】

いずれの不眠症状のタイプもあります。

【治療方針】

精神的興奮を鎮静させて、さらに全身調整をはかり悪循環を断ち切り改善させる。

神経症性不眠とは?

【病態】

前述した機会性不眠が心理的に完全に固着してしまう場合と、さしたる要因も認められないのにも関わらず、発症する場合とがあります。

いずれも患者の性格傾向が大きく関与していることがあります。

【症状】

入眠障害が多いといわれます。重症になるとまったく眠れないといった症状になることもあります。

【治療方針】

機会性不眠と基本的には同様ですが、心理的な配慮が重要になります。

自律神経の交感神経・副交感神経の主な働き

ストレスが原因で興奮した、交感神経が夜遅くまで続くのは、ストレスの原因が排除されていない場合もあります。

不眠は、2,3日の程度で収まるならば、特に気にする必要はありませんが、数週間、数ヶ月続く前に対処したほうが絶対によいです。

病院へ行けば、睡眠導入剤などの医薬品で、様子をみましょう。と言われると思いますが、乱れた自律神経が調整される保証はありません。

病院へ行こうと思うほど、睡眠障害で悩まれている方は、睡眠の悩みだけでなく、頭痛や肩こり、食欲不振やイライラなどの症状も伴っていてもおかしくありません。

これは、まさしく自律神経の乱れがある症状です。

東洋医学的な不眠の考え方

不眠とは、常に睡眠が不足することをいいます。

軽症の場合は、寝つきが悪いすぐに目が覚める、途中で目が覚めるとなかなか寝付けない。などの症状を訴え、重症の場合は、夜通し眠れない状態になります。

 

東洋医学の古典書の『内経』には、「目不瞑」「不得眠」「不得臥」とあり、別の古典書『難経』には「不寝」という記載があります。

この『内経』『難経』などの古典書は、古事記と同時代に書かれたものといわれ、数千年前の日本では縄文・弥生時代とされる頃から東洋医学では不眠の認識があったことがわかります。

東洋医学の不眠の分類

①痰熱による不眠

痰熱による不眠

飲食不節や運化の失調により痰湿が生じ、それが鬱すると痰熱が生じる。この痰熱が心神に影響すると不眠が起こるもの。

②肝火による不眠

肝火による不眠

抑うつや激怒することによって情志を損傷し、そのために肝の条達が悪くなると気鬱という病態が生じます。この状態が改善されないと化火しやすいという特徴があります。

火には炎上性があり、これにより火が心神に影響すると不眠が起きます。

③心脾両虚による不眠

心脾両虚による不眠

思慮過度、心労、労倦などは心脾を損傷しやすく、その為に心を損傷して陰血を損傷すると神志を主れなくなります。

また、脾を損傷し気血の生成が悪くなると、心をうまく栄養できなくなり、その為に心神不安となって不眠となります。

④心腎不交による不眠

心腎不交による不眠

房事過多、久病などにより腎陰を損傷すると、心腎相交の関係が失調して心腎不交となります。

また、五志過極により心火により心神が影響を受けると不眠が引き起こされます。

不眠症の不調を自律神経測定データで解説

不眠・睡眠障害でお困りの方の自律神経測定メインデータの解説をしましょう。

このデータは24ヵ所の測定データ少し低い数値です。

ミドリの線の平均値の上方で40μ㌂まで届いていません。

平均値は下限で40μ㌂には届いていたいものです。

これは、体が疲労している状態と言えます。

不眠・睡眠障害に関係が深いと思う経絡(ツボの流れ)の自律神経は脾経の抑制↓、肝経の興奮↑、腎経の抑制↓といったデータが気になりますね。

脾経の自律神経が低下の場合の症状解説

脾経の経絡の自律神経の低下(抑制↓)と不眠・睡眠障害の症状は関連が深いです。

関連する臓器では、消化機能、精神となっており、これはストレスとの関係を表しています。

嫌なこと、困ったことがあった時に、「胃が痛い」ってよく言いますよね。これはまさしくストレスが消化器官に悪影響を及ぼしていることを表しています。

脾経の自律神経の低下(抑制↓)で起こりやすい症状として、不眠、取り越し苦労、ストレス性の易疲労(疲れやすい)と記載されています。

東洋医学的には脾虚による不眠の状態と言えるでしょう。

肝経の自律神経が上昇の場合の症状解説

肝経の経絡の自律神経の上昇(興奮↑)と不眠・睡眠障害の症状は関係が深いといえます。

人体との関連では、神経・睡眠であり、女性では生殖器官とも関連が深いです。

ストレスによって神経が高ぶり、イライラが収まらず睡眠に悪影響を及ぼしがちです。

また、眼や筋肉も関連があるので、筋肉痛や眼の不調によるめまいなども起きることがあります。。

女性では、生理痛などに悩ませれて睡眠に悪影響も及びがちです。

東洋医学的には肝火による不眠と言えるでしょう。

腎経の自律神経が低下の場合の症状解説

腎経の経絡の自律神経の低下(抑制↓)と不眠・睡眠障害の症状は直接的ではありませんが、間接的に関係があります。

腎経が低いという事は、易疲労(疲れやすい)という状態で、生命エネルギーの低下を意味します。

また、胆経も低下(抑制↓)している場合は冷え性のケースが多く足の冷えが気になって睡眠が悪くなる場合もあります。

ホルモンバランスの異常にも関係が深く、特に女性の場合更年期障害の影響も大きいので、不眠・睡眠障害の症状が起きても不思議ではありません。

東洋医学的には腎虚と言われるもので、心身のエネルギー不足と言った状態です。

その1 岩盤浴療法で血流促進

体の冷えは諸悪の根源です。

岩盤浴の遠赤外線効果によって、ヒートショックプロテイン(免疫タンパク)を増やしながら、身体の内側から温めて低体温改善血流促進させます。

(2回目の本格的治療から行います)

その2 カイロプラクティック&古式整体術で骨格調整、筋肉の緩和

体のゆがみがあるなと思った場合には?

カイロプラクティック、古式整体術、PNFストレッチなどを活用し、骨格調整や筋肉を緩和させて、各所のコリ、痛みの症状をはじめ、身体の血流不全改善させます。

その3 自律神経を測定して鍼治療で調整

基本治療は鍼治療を行います。

良導絡自律神経調整療法24ヶ所の測定点から経絡(ツボの流れ)の自律神経を確認して不調経絡を確認しながら、鍼治療で調整していきます。

その4 高気圧酸素BOX療法

施術で血液の巡りを良くしてから高気圧酸素BOXに入ります。

酸素BOXを使った高気圧酸素療法によって普通の呼吸では取り込めない溶解型酸素(通常の呼吸時より小さい酸素)を身体に大量に取り込めます。

細胞のエネルギー源である酸素が、身体の隅々の細胞に行き届くことによって、酸素不足 解消されて、新陳代謝(細胞の生まれ変わり)が促進され、自己回復力の高い体質改善目指します。

頭蓋電気刺激療法(CES)を行う場合もあります。

全米FDA認証改善効果90%以上

(FDAとは、米国食品医薬品局)

全米37年の医療実績

採用医療施設20,000ヵ所以上

副作用、耐性、依存性ゼロの

Alpha-Stim(アルファスティム)による頭蓋電気刺激療法(CES)を行います。

アルファスティムの特徴

  1. 特殊波形が脳幹の特定神経細胞群を活性化
  2. アルファ波を増幅、デルタ波を鎮静
  3. 覚醒度を高める神経系を微調整(神経修復)
  4. セロトニンやアセチルコリンを生成
  5. ストレスの影響をより効果的に軽減
  6. 興奮の鎮静、気持ちの安定化
  7. 特定の疼痛感覚や知覚を制御

アルファスティムによるCES療法はこんな方にオススメ

  • モヤモヤをスッキリさせたい
  • 薬の量を減らしたい
  • 長引く神経痛をなんとかしたい
  • 朝までぐっすり眠りたい
  • 緊張感を解きほぐしたい
  • 日々のイライラ感を抑えたい
  • 溜まった疲労感を軽くしたい
  • 集中力を高めたい

アドバイスその1

治療はいつ受けられるのか?

完全予約制なので、まず「予約状況ページ」を見て空き状況を確認してから、LINE、にてご連絡下さると幸いです。

メールフォームは最近スパムメールなる場合が多いので推奨しません。

一人治療院なので治療中の場合は電話に出れない場合があります。

電話連絡はなるべく控えてください。

ご連絡前にHPをよく読んでからご連絡してください。

是非LINE登録してご連絡してくださいませ。

https://line.me/R/ti/p/%40tsz2286v

アドバイスその2

自分と同様な症状の治療例があるのか?

症状別ページ患者様の声を見て確認すると心強くなります。

アドバイスその3

どんな治療をするのか不安だな?

とお思いならば施術内容のページを見るとイメージしやすいでしょう。

アドバイスその4

・治療時間はどのくらい?

・治療の料金はいくらなのか?

・駐車場はあるのか?

など聞いてみたい事は、まず「よくある質問ページ」を見て確認してください。

不眠で悩まていた患者様の声

不眠・肩こりが初回治療から改善を実感しました。

K.S様 34歳 女性 川崎市 会社員

不眠、イライラで通院した心療内科の治療から卒業できました。

佐藤 明様 57歳 男性 八王子市 会社員

※患者様個人の感想であり、効果効能を保障するものではありません。

1、早期改善型

1、早期改善型

測定した自律神経データの乱れは少なく、平均値(ミドリ線)がそれほど低下していない比較的短期間で改善が期待できるタイプ。

治療難易度 ★★★☆☆

2、疲労困ぱい型

2、疲労困ぱい型

測定した自律神経データの平均値(ミドリ線)がかなり低下した、心身共に疲労が溜まっていて自律神経が活性していないタイプ。

治療難易度 ★★★★

3、高ストレス陰陽逆転型

3、高ストレス陰陽逆転型

過重労働、パワハラ、モラハラ、DVなど高ストレスによって測定した自律神経データのバランスが逆転しているタイプ。

平均値(ミドリ線)が低下していれば心身疲労も蓄積している。

治療難易度 ★★★★

4、薬物カモフラージュ型

4、薬物カモフラージュ型

不調が薬物でカバーされて測定結果に表れてこない。長年薬を服用していて依存の状態が慣例化してしまっている厄介なものです。

どこかで決心しないと一生薬物に依存しなければならない人生になりかねません。

治療難易度 ★★★★★

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