自律神経の専門治療院である当院には、不眠や睡眠障害でお悩みの患者さんが大勢来院されます。
心療内科などの病院へ行って、睡眠導入剤のお薬を飲まないと寝れない方も多いです。
睡眠は2週間以上平均時間が5時間を切ると、軽度のうつ症状を発症すると専門の医師が警鐘するほど、日常生活に重要な時間です。
そんな不眠や睡眠障害で悩む患者さんに、当院では岩盤浴療法、整体・鍼灸施術、高気圧酸素療法で改善させていくのですが、個々の睡眠環境を尋ねると部屋を真っ暗にして寝ているという人が多いです。
私も以前は、部屋はなるべく暗くなるようにして就寝していました。
私は、不眠症ではなかったのですが、睡眠の質が悪いのか起きても疲れが取れにくい日が多かったり、目覚めの悪い日がありました。
そんな時、私が知ったのが「フットライト睡眠法」です。
昔の人は火を焚いて寝ていた
話を原始時代の人間が誕生した間もない頃としていたしましょう。
家などない時代、野宿のような生活が当たり前だった原始時代では、人間にとって夜はとっても危険な時間帯でした。
当時の人間は多少の武器(こん棒や槍のようなもの)は持っていたとしても、電気はない時代です。
周りは真っ暗な時が多かったことでしょう。
そんな夜間の野外を過ごすのは、きっと恐怖が伴っていたことは想像できますよね。
人間が夜間寝るときに恐ろしかったのは、夜行性の野生動物に襲われることです。
生死を分ける恐怖が毎晩です。
そこで、人間は夜、火を焚くことにします。
火を焚くことで、周りは見やすくなりますし、野生動物は火を怖がる性質があるからです。
近代でも西部劇などで、カウボーイが野宿する際たき火をするシーンがありますよね。
もちろんお湯を沸かしたり、食事の為に火を起こしていますが、野生動物が近づいてこないようにする為でもあります。
脳が本当に休める睡眠環境は?
人は、実は真っ暗な場所では、安心して寝ることができずらいのだと思います。
真っ暗な部屋で寝たつもりでも、実は脳は怖がっていてしっかり休めていない可能性があります。
よく寝酒を飲まないと寝れないという人がいますが、お酒を飲んで寝たつもりでも、脳は休めていません。
むしろ酒を飲まず、ウトウトし続けたほうが脳は休まるのです。
話を戻しますと、人間の遺伝子・DNAには、夜=真っ暗=恐怖という情報がインプットされている方が多いかもしれません。
なので、足元に灯りを灯しながら寝ると、脳が安心しやすくなり質のいい睡眠がとれるのです。
もちろん個人差はあるでしょうが、効果がなくても副作用のリスクはないですし、コスト面でも微々たるものです。
そして、もしあなたに合う睡眠法でしたら、きっとこの記事を見つけたことを喜んで、私にお礼をしたくなるかもしれません。(笑)
ローコスト&NOリスクな、睡眠方法とは?
この睡眠法は、私と家族にも試して、効果があったものです。
そして、私が実感してから当院の不眠に悩む患者さんに紹介して、評判が良かったので記事にしました。
患者さんの中には、「先生!この間教えてもらったライトの話、すごく眠れます!」とか、
「あの睡眠方法最高です!」と私が想像していた以上の効果を報告してくれる患者さんもいます。
私は、100円ショップで買ったLEDライトを使っていますが、患者さんの中にはネットでLEDとアロマのキャンドルを使っている人や、LEDライトに色紙などを配して使っている人もいます。
そして、現在当院では、不眠で悩む患者さんにLEDキャンドルライトをプレゼントしています。
自律神経を施術で調整しながら、睡眠環境を改善していただき、より良い生活に一歩でも近づていただければ、私もうれしい限りです。
~薬に頼らない健康なからだを目指す~
自律神経専門治療院
ユナイテッド治療院 院長 市原 祐之
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