緊張型頭痛には、岩盤浴と鍼治療がよく効きます。

頭痛に悩む方の大半は、緊張型の頭痛が原因です。

年代的には、中高年に多く男性・女性ともに引き起こします。

 

片頭痛は、急激に痛みが起こるのが特徴ですが、この緊張型頭痛は気がつかないうちに始まり、長く続く特徴があります。

頭の後ろ側から首筋にかけて重い感じがあり、頭を締めつけれているような、ハチマキをしているような感じがあると表現されます。また、頭痛と共に、肩こりや目の疲れ、からだのだるさやふわふわしためまいを感じることも多いです。

緊張型頭痛の原因は

1)精神的ストレス

「景気が悪くて頭が痛いよ」とか、「うちの子が困ったもんで・・・」とか、心配事や不安が長期間つづくと、本当に筋肉や神経の緊張が高まって、頭痛が起きてきます。

長期間つづくと「慢性緊張型頭痛」となり、こうなると西洋医学では、満足に治すことが非常に困難になってきます。

 

2)身体的ストレス

頭の重さを知っていますか?

実は、平均で5kg前後あります。5kgというとお米が同じ重量で販売されていたり、大きめのペットボトルで2リットルですから2本では少ないですね。ボーリングのボールで言えば、13ポンドはあります。結構重いと思いませんか?

 

そんなに重い頭を、我々は24時間、365日首の上に置いています。

立っていたり、座っていたり、動いていたりする時に悪い姿勢、つまり首に負担がかかる姿勢では、首の筋肉に余計な負担が掛かって、筋肉が硬くなり、血行も悪くなって、痛みの発生する物質が集まってきます。

 

最近では、仕事でパソコンは不可欠です。頭を斜め前に傾けながらのパソコンをする姿勢は、相当首に負担がかかります。

同じ角度で、2リットルのペットボトル1本を手に持って、支えてみてください。多分何分も維持できません。

 

携帯電話やスマホなどでも同じです。大体電車などで見ていると、頭を下げて操作しています。

これでは、首の筋肉が疲労して、次第に頭も痛くなるのはどなたでも想像つくでしょう。

 

3)眼、耳鼻科、顎、歯の病気でも

眼を酷使したり、鼻の病気や歯のかみ合わせの不調などでも、頭の筋肉が緊張して頭痛を引き起こすことがあります。

また、最近では顎関節症、いわゆるアゴの不具合で口があまり開かない症状が、頭痛の原因の1つとして注目されています。

 

顎関節症は、アゴの筋肉がこり固まって、アゴの関節がスムーズに動かなくなるものですが、ひどい場合にはアゴの関節がずれてしまうこともあります。

 

なんで、そんなにアゴの筋肉が固まるのだろう?って心当たりがなく不思議に思うかもしれませんが、実は寝ている間に歯を食いしばっているケースがあります。

 

よく言われる「歯ぎしり」がその代表ですが、本人は気がつかなくても聞いたことがある人は、凄い音で驚かれたことがあるでしょう。

あの力は、いわば「火事場の馬鹿力」と一緒で、無意識下で発揮される潜在能力の1つです。その力は凄まじく時には、奥歯を砕いてしまうほどです。

 

目が覚めた意識のある状態では、同じ力が出せません。ブレーキがかかります。

では、なぜ寝ている時に「歯ぎしり」「歯のくいしばり」が起きやすいかというと、原因はやはりストレスです。

それも、精神的ストレスの方が原因です。

 

精神的ストレスによって、寝ている間に歯ぎしりをして、それがもとで、顎関節症になって、アゴの筋肉の硬直などから緊張型の頭痛を引き起こす。まさに悪循環そのものです。

緊張型頭痛の治療法

緊張型頭痛の治療法として、東洋医学的アプローチは最適の治療法と言われます。

緊張型頭痛の場合、頭だけでなく、首や肩周りにもコリや痛みがあるケースが多いので、そういった箇所にも治療を施します。

 

また、緊張型頭痛の原因は、ストレスですがからだの治療・施術からアプローチすることによって、内にあるストレスも軽減されていきます。

 

病院などと違って、当院は1人、1人の患者さんにじっくり時間をかけますから、施術だけでなくお話をする機会も多くて精神的にもストレス軽減のお役に立つと思います。

~薬に頼らない健康なからだを目指す~
自律神経専門治療院
ユナイテッド治療院 院長 市原 祐之
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