片頭痛への日常の対策

片頭痛もしくは、偏頭痛と表せることがあると思いますが、医学的に正しいのは、「片頭痛」です。

 

片頭痛といっても、片側だけの頭痛とは限らず、40%程の方は両側の頭のこめかみあたりが、ズキズキするひどい痛みが特徴で、吐き気がして嘔吐する場合もあります。

 

片頭痛はひどくなると、持続性の痛みになって、人によっては光を眩しく感じたり、音が頭に響くなどがあり、特に光で言えば、ギザギザした閃光が拡大して目が見えなくなる前兆(閃輝暗点)が20~30分程先行してから頭痛がおきます。

このタイプの片頭痛を「前兆を伴う片頭痛」といいます。

片頭痛を対策するには

とにかく、日常生活では片頭痛が起きにくい工夫をしましょう。

その具体的なヒントをこれからご紹介します。

 

1、食事の量

頭痛は空腹時に起こることが多いので、血糖値が下がり過ぎないように気をつけましょう。片頭痛が気になる方は朝食を抜いてはいけません。忙しくても朝食をとって、血糖値が下がり過ぎないように気をつけましょう。

2、食品内容

片頭痛を引き起こしやすい飲料・食品は、アルコール、熟成チーズ、大量のチョコレートなどは控えましょう。

3、アルコール

血管拡張作用のあるアルコールは、片頭痛を誘発します。赤ワインは最も片頭痛が起きやすいといわれ、蒸留酒は起きにくいといわれます。自分に合ったお酒の付き合いをしてください。

4、寝すぎ、寝不足

寝すぎも寝不足も片頭痛を引き起こす可能性は高いです。朝に頭痛で目が覚めたら前日にカフェインを多く取りすぎてはいませんか?前夜の飲酒、空腹、寝すぎは注意しましょう。

5、月経周期

月経前や月経中などに片頭痛が起きる場合には、この時期に合わせて予防薬(市販の鎮痛剤)を服用します。

6、薬剤

血管を拡張させる薬剤は、片頭痛引き起こすケースがあります。経口避妊薬(ピル)やホルモン療法で頭痛が悪化する人もいますので、そういう場合にはかかりつけの医師と相談してください。

7、外出、ショッピング

外出では、空腹や騒音、換気の悪さ、匂い、暑さ、乾燥、日光などの影響から片頭痛を起こす場合もあります。

できれば、混雑を避けて買い物をして、食事はきちんととって、空気の悪い場所は避けましょう。

8、サングラスの着用

日光の光で、片頭痛を引き起こす人もいます。そういう方は赤系のサングラスを着用すると良いでしょう。青系のサングラスでは、かえって片頭痛を誘発しますので気をつけましょう。

9、旅行

旅行は本来楽しいはずですが、さまざまな要因が重なって片頭痛が起きることもあります。たとえば、寝不足、緊張と不安、不規則な食事、車酔いなど、体調が不調であればなおさらです。体調に気をつけて無理のないスケジュールを組みましょう。

10、入浴

湯船に温まりすぎると、血管が拡張して片頭痛が起こることがあります。体調がすぐれない時や前兆がある時には、シャワーで済ませましょう。

 

薬に頼りたくなければ

片頭痛に対する医薬品は、たくさん販売されています。

特に、2000年には片頭痛に対する予防薬が非常に効果が高いと評判なようです。

 

しかし、なるべく薬を飲みたくない、薬に頼りたくないと思う方は、年々増えてきています。

残念ながら病院では、薬に頼らない頭痛の治療や予防は得意ではありません。

 

病院ではない、整体院、治療院、鍼灸院などで頭痛を治療する先生もいると思います。

 

当院では、頭痛に限らず自律神経の状態を調べます。

自律神経にからだの不調の原因があることが多いです。そうした不調を鍼やお灸、整体術などを使ってその方、その方に合った治療を行っていきます。

 

自律神経の測定データを積み重ねることによって、からだの改善具合を患者様も一緒になって実感できると思います。

当院は、そういったことができる治療院です。

~薬に頼らない健康なからだを目指す~
自律神経専門治療院
ユナイテッド治療院 院長 市原 祐之
〒206-0031
東京都多摩市豊ケ丘1-61-1

ターマ・サンゴ3F
電話 0120-3739-77

«
»