世間やメディアでは、盛んに「健康」という言語があふれていますね?
でも、実際「健康」とはどうゆうものか?
自分の中で解っている人はどの位いるのでしょか?
チョット、自分の「健康」について、考えてみましょうか?
でも、少し待って下さい。ルールを1つ決めましょう。
それは、否定的な言葉を入れないこと。
例えば、「病気でないからだ」とか、「痛みがないからだ」というのはダメです。
「ない」notという否定が入っているのはNGでいきましょう。
では、深く考えずに、少しの時間考えてみてください。
さて、いかがですか?
健康についてイメージできましたか?
私の治療院では、初めて来られた患者さんに治療院の方針を説明していますが、その中で使っている言葉が「自己回復力」です。
野生の動物などは、ケガをした時には、傷口をひたすら舐めますよね。
具合が悪ければ、じーっとして休みます。
そうやって、自分で治す能力のことを「自己回復力」と言います。
人間社会は便利になって、医学も進歩したので日本の平均寿命は世界で1番です。
でも、長生きしてれば健康ですか?
毎日、何錠いや何十錠も薬を飲みながら、数年、数十年暮らしているのは健康は思えませんし、その先に本当の幸福があるとは思えないのです。
私が思う健康とは、「自己回復力」がより高い状態です。
難しく考えないで下さい。ようするに「寝れば治る」、「休めば良くなる」状態のことです。
人生生きていれば、病気になることもケガをすることもあるでしょう。
万一、病院で手術や薬をいただいても、自己回復力が高ければ治りは早いはずです。
長引かずに、また元の健康体になるでしょう。
このことは、何もからだの不調だけでなく、メンタル的な心の病にも当てはまります。
メンタル的なものは、ストレスから不調になりますが、メンタル面でも自己回復力が高いか低いかで健康面に差が出ます。
日常的なストレスは、時代が進むにつれて多岐に渡っています。
労働環境や人間関係、家庭内の育児やDV、ネット環境による脅迫観念などひと昔前ではなかったストレスがどんどん生まれていきます。
そんな環境でも、メンタル面の自己回復力が高ければ、忘れていいものは忘れるし、問題解決が必要なものは適切に行動していく力があります。
健康になったら何がしたいですか?
通院されている患者さんに、「今の症状が良くなったら、何かやりたいことがありますか?」ってお聞きすることがあります。
すると、私が考えていたイメージと違った夢を語る方がいます。
ある方は、足の痛みの治療をしてますが、病院で1年以上も通院し投薬をしてきて良くならずに来院されました。
治療後は痛みが無くなるのですが、まだ数日経つと痛みが出てくる状態ですが、最近は笑顔が増えてその理由を尋ねると、「良くなる見込みが、自分でもわかってきたから嬉しいんです。」と言われていました。
その方は、足の痛みを治して今の仕事を退職したら、「美術館めぐりをしたい」と言われました。
健康の先の希望、そして夢がある方は治療の効果も高くなります。
また、ある方はうつからくる様々な不調がありますが、中でも突然くる不安感にお困りで、以前はベッドにしばらく横になっていたそうです。
そんな患者さんの夢は、「捨て猫や野良猫を数多く引き取ってあげられる施設を作りたい」ということでした。
真面目で、心優しい方が、逆に心の病に冒されやすいものなのです。
この方には、施術の他にこの患者さんに役立つような本を貸しています。
通院しない時間も少しでも、メンタル面の回復が良くなればと思っています。
医者は薬を出しで患者さんを帰しますが、市原は本を持たせて患者さんを帰します。
感謝の心が、改善の近道
私の持っている書籍に、福田稔医師の著書「病気が治る人の免疫の法則」という本があります。
この福田先生は、自律神経の乱れこそ病気の原因と言われている方で、著書は数冊持っています。
福田先生は、バリバリの外科医で毎日メスを使う医師でしたが、東洋医学の鍼治療に未来を見出しメスを置いて、注射針で様々な難病の治療を行われました。
次第に患者さんの数が増加していくうちに、福田先生ご自身がうつ病で治療ができなくなります。
1年以上の闘病末、回復していくのですが本の中で、「感謝の気持ちと回復力は比例する」と言われています。
これには私も同感します。
患者さんでも感謝の気持ちがない人、または少ない人は治りや効果が悪いと感じます。
何も、治療家や医師に感謝しろと言っているのはありません。
ただ、家族や世の中の様々なことに感謝の気持ちが常にある方は、治療をしている態度でわかるのです。
また、そうゆう方は当然、私に向かって感謝の言葉を言われます。
感謝の気持ちや言葉が、自然に身についている人は、タマタマ今は不調でも改善度が明らかに違うのです。
また、当然治療家である私も、感謝されれば「もっとよくなるようにしてあげよう」と自然に思います。
感謝の連鎖が好循環に繋がるのです。
治療して良くなっている部分や状態を素直に認めず、あらを探すような習慣が身についている方は、残念ながら効果は期待できませんし、どこに行っても同じような結果になりかねません。
また、日常的に感謝の習慣が身についている人は、不調が起きにくい方なのです。
不調に見舞われたことを、改めて感謝の習慣の見直しのためだと思えば、あなたはきっと良くなりますよ。
今日は、何回「ありがとう」って言いましたか?
~薬に頼らない健康なからだを目指す~
自律神経専門治療院
ユナイテッド治療院 院長 市原 祐之
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