症例25:適応障害、首、肩、腰の痛み、気分不快

患者 50代 女性 介護職 府中市

主訴と併発症状(適応障害、首、肩、腰の痛み、気分不快)

自律神経の所見メインデータ

病院に行って適応障害の診断を受けた患者さんです。

からだの不調としては、首、肩、腰が慢性的にこりがあり、痛みもともなうようで、特に右側が気になるとのことでした。

介護の仕事をしていても常に気分にムラがあり、最近では気分の落ち込む時間が長くなってきたようです。

 

自律神経の測定データを見てみると、24ヶ所の経絡(ツボの流れ)の平均値(ミドリ線)はやや低めで、疲れが溜っていると思われます。

 

患者さんの悩まれる症状と関連性がありそうな自律神経の乱れの経絡としては、腎経、胆経、大腸経が気になります。

腎経の自律神経データからみる症状

腎経の関連する臓器としては、腎臓、副腎、生殖器(内分泌)です。

副腎、生殖器(内分泌)は、ホルモンをコントロールする重要な所です。

抗ストレスホルモンといって、からだや精神的に負荷(ストレス)が加わった時に、「頑張れ、元気出せ」といったストレスに負けないようにするホルモンを出すところです。

 

この腎経の自律神経の数値が低い(抑制)と起こりやすい症状としては、足腰の冷え、易疲労(疲れやすい)、精力減退、集中力が続かない、記憶力の低下などがあります。

 

また、精神的(メンタル)な面で言えば、不安感、おびえやすい、根気がない、落ち着かない。などが上げられ患者さんの悩まれる症状と関係が深いと言えます。

 

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胆経の自律神経データからみる症状

胆経は自律神経の副交感神経と関わりが深く、精神安定・リラックス感を得るにはとても大切な経絡(ツボの流れ)となります。

関係するからだの部位としては、眼、耳、筋肉、頭部となります。

 

胆経の自律神経の数値が低い(抑制)している場合の症状としては、眼の疲れ、視力の低下、めまい、たちくらみ、足腰の筋肉力の低下があります。

 

精神的(メンタル)な症状としては、気が小さい、気疲れする、眠りが浅い、熟睡できない。などが上げられます。

 

腰の痛みなどは、関係がありそうですし、精神的な不調にも関係しているようです。

 

東洋医学の胆(六腑)について詳しくはクリック

大腸経の自律神経データからみる症状

大腸経は、その名のとおり大腸と関係が深い経絡(ツボの流れ)です。

「腸は第2の脳」などと最近の医学者の方が言うとおり、非常に重要でしかも未知な面がまだまだある臓器の1つです。

他にからだの関連する場所としては、皮膚、口、歯、肩があります。

 

大腸経の自律神経が高い(興奮)している場合の症状としては、肩や肩甲骨まわりのこりや痛み、口の中の異常、皮膚の異常、便通の異常があります。

 

精神的(メンタル)な症状としては、悩みがたまりやすい、抑圧された気持ちを言葉で発散できない。など精神的なストレスが加わった時に、うまくストレスを解消できない傾向があります。

この大腸経の自律神経の乱れもこの患者には、大いに関わりが深いと思います。

 

東洋医学の大腸(六腑)について詳しくはクリック

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~薬に頼らない健康なからだを目指す~
自律神経専門治療院
ユナイテッド治療院 院長 市原 祐之
〒206-0031
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ターマ・サンゴ3F
電話 0120-3739-77

心療内科に通院していた不安感やパニック障害がクリアになりました

Q、当院に来られた時のお悩み、症状はどのようなものですか?

A、心療内科で薬に頼る生活に抵抗があって、根本治療を求めて来院しました。

 

Q、通院されて、お悩みの症状はどのようになりましたか?

A、3回目の治療で、昔の元気な自分にもどる感覚が実感できました。

その後、通院して行くたびに回復していき、食事が美味しくなったり、人と会うことが楽しくなりました。

今では、すっかり不調だった体調がクリアになり、不安だった感覚が期待に変わっていきました。

 

Q、同じような症状でお悩みの方に、メッセージをお願いします。

A、市原先生は丁寧で優しくとても信頼できる方です。

不調で悩まれている方は是非、市原先生を信じて通院されることをおすすめします。

F.R様 多摩市在住 40歳 事務職

※お客様の感想であり、効果効能を保障するものではありません。

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