うつ病や不眠で薬をやめたいあなた、抗うつ薬の種類・副作用と脱薬のすすめ

自律神経の不調専門治療院をしていますと、うつ症状、うつ病で精神科や心療内科へ通院していた、もしくは現在通院も通院されている方が来院されます。

 

抗うつ薬を服薬されている方は、年々増加傾向にあります。

 

でも、うつ病や精神的疾患で病院へ行っていることを、友人や同僚、家族にもなかなか言えないで、お一人で悩みながら治療を続けている方もいます。

 

カラダの不調は感じていながら、世間の目が気になって専門病院へ行くことをためらっている方もいるでしょう。

 

精神科や心療内科で診察・治療され、うつ症状、うつ病と診断された時には、抗うつ薬が処方されます。

 

一概に抗うつ薬と言っても、かなり種類があります。

 

主治医の先生が症状に合った、適切な抗うつ薬を選んでいただけているとは思いますが、初めて抗うつ薬を服用する当人は、気になることが多いと思います。

 

実は、うつ病の方に処方する抗うつ薬には、厳密な決まりごとがあるわけではなく、患者さんの症状を確認しながら、数ある抗うつ薬の中から臨機応変に、うつ病治療のガイドラインや医師の経験、知識になどの情報をもとにそれぞれの患者さんに適切な抗うつ薬を選んでいきます。

抗うつ薬は、6タイプに分かれます

抗うつ薬は、その特徴・系統別に大きく分けると6種類になります。

 

1、三環系抗うつ薬(TCA)

2、四環系抗うつ薬

3、選択的セロトニン再取り込み阻害薬(SSRI)

4、セロトニン・ノルアドレナリン再取り込み阻害薬(SNRI)

5、ノルアドレナリン作動性・特異的セロトニン作動性抗うつ薬(NaSSA)

6、その他の抗うつ薬

 

次に、それぞれの抗うつ薬の特徴や副作用について

 

1、三環系抗うつ薬(TCA)とは?

【特徴】効果は強い、しかし副作用も多い。

【副作用】口の渇き、便秘・尿がでない、性機能障害、めまい、ふらつき、まれに不整脈。

【商品名】トフラニール、アナフラニール、トリプタノール、アモキサン、ノリトレンなど。

 

三環系抗うつ薬は、歴史の一番古い抗うつ薬で1955年頃から使われています。

効果は強力ですが、副作用も多く重い副作用が起こることもあります。

現在では、あまり処方されませんが、他の抗うつ薬で効果が少ない場合やなかなな症状が良くならない時に使用されます。

(化学構造中にベンゼン環を両端に含む環状構造が3つある三環式化合物)

 

2、四環系抗うつ薬とは?

【特徴】効果は穏やか。睡眠を深くする作用が優れている。

【副作用】眠気が強い。

【商品名】ルジオミール、テトラミド、テシプールなど

 

以前の三環系抗うつ薬は、効き目は強いが、副作用が多いことが難点でした。

そこで、もっと副作用が少なく安全性の高い抗うつ薬が求められ、開発されたのが四環系抗うつ薬です。

三環系抗うつ薬は、効果が現れるまで2週間ほどかかりましたが、四環系抗うつ薬は1週間ほどで効果が出るので、即効性も良くなりました。

しかし、四環系抗うつ薬は抗うつ効果が弱く、広くは普及しませんでした。

 

3、選択的セロトニン再取り込み阻害薬(SSRI)とは?

【特徴】効果も良く、副作用も少ない。バランスが良い。

【副作用】吐き気、嘔吐、性欲低下、不眠、体重増加、重篤な副作用はない。

【商品名】ルボックス、デプロメール、パキシル、ジェイゾロフト、レクサプロなど

 

脳の神経伝達物質であるセロトニンに選択的に作用して、その他の部分にはあまり作用しないため、三環系と比べると副作用は大いに軽くなりました。

効果もしっかりあるため、効果と副作用のバランスが良く、SSRIは現在うつ病治療の第1選択薬となっています。

名前からは分かりづらいかもしれませんが、セロトニンを増やす薬です。

 

4、セロトニン・ノルアドレナリン再取り込み阻害薬(SNRI)とは?

【特徴】効果も良く、副作用も少ない。バランスが良い。意欲低下、痛みに強い場合に効果的。

【副作用】吐き気、嘔吐、性欲低下、めまい、血圧上昇、動悸、頭痛、イライラなど

【商品名】トレドミン、サインバルタなど

 

神経伝達物質のセロトニンは不安感や気分の落ち込みを改善するものと考えられていますが、ノルアドレナリンは意欲を改善させる物質と考えられています。

またノルアドレナリンには、心因性の痛みを軽くする働きもあります。

名前からは分かりづらいかもしれませんが、セロトニンとノルアドレナリンを増やす薬です。

 

5、ノルアドレナリン作動性・特異的セロトニン作動性抗うつ薬(NaSSA)とは?

【特徴】効果は強めで、副作用もやや多い。眠気と体重増加が起き易い。

【副作用】眠気、口渇、便秘、体重増加(比較的強い)

【商品名】リフレックス、レメロンなど

 

NaSSAはSSRI,SNRIと違って、再取り込みを阻害する薬ではなく、セロトニンとアドレナリンの分泌を増やすことで抗うつ作用を発揮します。

SSRI,SNRIと作用の仕方が違うので、SSRI,SNRIが合わなかった方でも効く可能性があります。

NaSSAは四環系から進化した薬なので、眠りを深くする作用に優れています。抗うつ作用も強く、その効果には定評がありますが、眠気・体重増加の副作用が多くて服薬を中断されてしまう患者さんもいます。

 

6、その他の抗うつ薬

トリアゾピロジン系抗うつ薬(SARI)とは?

【特徴】抗うつ効果は弱い。眠りを深くする作用が優れる。

【副作用】口渇、食欲不振、めまい、頭痛、吐き気、強い眠気など

【商品名】デジレル、レスリンなど

 

他の抗うつ薬の補助的役目として使われることが多く、不眠を伴ううつ病患者に用いられる。

 

スルピリドとは?

【特徴】即効性があり、使いやすい。副作用に注意。

【副作用】薬剤性パーキンソン症候群、不随意運動、ホルモンバランスの乱れ、性機能障害

【商品名】ドグマチールなど

 

スルピリドは抗うつ薬というより、抗精神病薬(統合失調症の治療薬)の特性を持っている薬剤です。

最近では、うつ病治療の第一選択としては推奨されません。新規抗うつ薬に効果が無いなど、やむを得ない場合に限り使用されています。

 

うつ病は抗うつ薬で根本的に治るのか?

うつ病、うつ症状の患者さんを毎週治療して、経過をみていくと抗うつ薬というのは、どこまで根本的に治すことができるのだろうか?と疑問に思うことがあります。

 

当院で治療している患者さんには、うつ病で数年、ひどい方は20年程投薬治療を続けている方がいますが、抗うつ薬や睡眠促進剤や導入剤をいつまで服用すれば、根治するのかわからない状態です。

 

私は、医師ではありませんが東洋医学を学んだはり師・きゅう師の国家資格を持つ治療家として思うのは、抗うつ薬というのは対処療法に過ぎないのではないか?ということです。

 

うつ病の発症する根本的な原因は、ストレスです。

そのストレスから自律神経が乱れていき、自律神経の乱れの影響が脳の神経伝達物質に不調を起こさせたのが、うつ病だと思っています。

 

今の抗うつ薬は、足りなくなった脳の神経伝達物質を補充したり、間違った伝達をしないようブロックしたりして、症状を改善させようとしています。

 

つまり、正常な状態に戻すことや、神経伝達物質が足りなくなるカラダの状態を治すものではないのです。

 

例えて言うのならば、インフルエンザになって体調が不調になった場合、インフルエンザウィルスそのものを撃退する薬品は現在ありません。

 

抗生物質ってよく耳にするかもしれませんが、抗生物質は細菌には有効ですが、最近よりはるかに小さいウィルスには効き目はありません。

 

熱が出て、だるくて病院に行き、検査をしたら「インフルエンザですね。」と言われた場合、解熱鎮痛薬や総合感冒薬など処方されると思いますが、インフルエンザウィルスを撃退する薬ではありません。タミフルなどの抗ウィルス薬も最近はありますが、新型インフルエンザウィルスに今後100%対抗できることはありません。

 

では、なぜインフルエンザが治るのか?

 

それは、自分自身の免疫力によるものです。

 

医師もそれはわかっていて、対処療法的な薬を出して、「水分を取って、安静にしてください。」と言うのです。

 

うつ病の場合も、危険なのは「希死念慮」いわゆる自殺願望であって、それが強くなければ、不安感、倦怠感、頭痛、吐き気、めまいでは、直接命に関わらないので、対処療法的な投薬を続けて、時間の経過で患者さんの自己治癒力、自己回復力に頼っているのではないでしょうか?

 

怪我をした時、折れた骨を修復し、傷口を止血して縫うのは医師の方ですが、その後折れた骨が繋がったり、傷口がきれいに塞がるのは患者さんご自身の自己回復力です。

 

うつ病でも同じように、不眠や頭痛、不安感を一時的に軽減する科学物質を与えることで、日常生活を少しでも楽にしようと医師は抗うつ薬を処方し、場合によってはカウンセリングや認知療法なども行うかもしれません。

 

でも結局、根本的に治るのは患者さん自身の回復力であり、新陳代謝が行う体質改善の結果だと私は思います。

 

当院では、うつ病、うつ症状の患者さんには、自律神経の状態を調べた上で、不調の自律神経を治療しながら、脳への血流改善を行います。

 

また、施術後には高気圧酸素BOXに入っていただき、高気圧酸素療法を積極的に行います。

 

これは、うつ病の原因として、脳への血流不足と酸素不足が最近訪米で注目されいるからです。

 

血液の流れが豊富になって、新鮮な酸素が大量に全身に取り入れられれば、細胞が活性化して、新陳代謝が促進されて体質改善が効果的に進んできます。

 

イメージすれば、どなたでもわかっていただける自己回復力をUPさせる流れだと思いませんか?

 

定期的に通院されて、治療されている方は効果を実感されています。

 

薬を今すぐ止めなさい。とは言いません。

 

少しずつ薬を減らしながら、自分の回復力を強くしていき、同じ症状を繰り返さないカラダ作りが当院を利用してけば必ずできます。

~薬に頼らない健康なからだを目指す~
自律神経専門治療院
ユナイテッド治療院 院長 市原 祐之
〒206-0031
東京都多摩市豊ケ丘1-61-1

ターマ・サンゴ3F
電話 0120-3739-77

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同じ症状で悩むお客さまの声

こんなにゼイタクな治療院は他に見たことがありません!

Q、当院に来られた時のお悩み、症状はどのようなものですか?

A、首・肩のコリ、頭痛、うつ症状、背中の痛み、左足から腰にかけてつる感じで悩んでいました。

 

Q、通院されて、お悩みの症状はどのようになりましたか?

A、治療していただいた後は、体に羽がはえたように軽くなりました。同時に気持ちもあかるくなるのを自覚できます。とてもラクになりました!

 

Q、同じような症状でお悩みの方に、メッセージをお願いします。

A、マッサージ、鍼、岩盤浴、カイロプラクティック、酸素ボックス、目に見える数値とこんなにゼイタクな治療院は他に見たことがありません。

 

A.M様 53歳 女性 主婦

※お客様の感想であり、効果効能を保障するものではありません。

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うつ病、躁うつ病(双極性障害)

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