思春期では、必ずしも排卵が起こっているとは限りません。
月経(生理)が順調でも排卵のない「無排卵月経」も珍しくはありません。
思春期に起こりやすい月経異常の原因として、神経性無食欲症があります。
これは、ただ単に体重が減少することによって起こる「体重減少性無月経」とは、違います。
より深刻で、本人は痩せすぎているという意識がなく、正常体重維持すること事態に嫌悪感を抱き、それを拒否するという精神性疾患の1つとなります。
また、逆に無茶な食べ方をしては吐くという「精神性大食症」と合わせて、「摂食障害」といいます。
体重が増えることを極端に恐れ、通常の体型を保つことを受け入れられず、もっと、もっと、やせなければと思ってしまう状態です。その結果の症状として、高度のヤセ、それに反して動き回ったり、疲労感はなく、栄養は不足・不良なまま、人の前では活発に動き回ったりします。
最近では、中学生や高校生だけでなく、小学生でも起きていて、家族や学校など周りの大人たちが、早期に気づいて適切な対応をすべき疾患なのです。
~薬に頼らない健康なからだを目指す~
自律神経専門治療院
ユナイテッド治療院 院長 市原 祐之
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