同じように治療して、良くなる人となりづらい人の違いとは?
めまい、頭痛、吐き気、肩コリ、目の疲れ、倦怠感、不眠、不安感、うつ、冷え症、生理痛、PMS、下痢、便秘、等など
自律神経の不調による専門治療院と名乗っていますと、様々な症状でお悩み患者さんがお越しになります。
その症状も1つではなく、少なくて3つ、5つくらいの症状でお悩みの方が大半です。
悩まれている期間も、1~2年の方は普通で、長い方だと10年、20年以上前から続いている方もお見えになって、正直驚くこともあります。
そんな数年間の不調に悩まれている方は当然病院へ行った、もしくは通院中だったりして、脳の画像診断や脳波検査、血液検査などして「異常なし」と言われている方が多いです。
でも、実際には不調があるので頭痛があれば頭痛薬、眠れなければ睡眠導入剤、不安感があれば抗うつ薬など、その時の症状に対応する薬を処方されて、「とりあえず様子をみましょう」と言われます。
病院通いの生活が数ヶ月、数年続いてその間に薬が変更されたり、種類が増えたうりするばかりで改善の希望が見えてこないで、病院の薬ではない治療を探して当院にたどり着く患者さんが次第に多くなりました。
そんな、病院へ行き薬を飲み続けても不調が改善されない患者がお越しになって、治療をしていても、残念ながら皆さん同じように改善が進むわけではありません。
では、同じように当院で治療して改善が進む患者さんと、改善が進まない患者さんとの違いはなんだと思いますか?
もちろん、1度しか治療しない人、2~3回しか来ない人も改善したか確認ができないので、こうゆう人は論外な人になります。
現場で確信した、改善が進むアスカの法則
治療をしている臨床現場では、患者さんの不調を1ミリでも改善するように全精力を使いながら治療をしています。
当院では、良導絡自律神調整療法にて東洋医学の経絡上の自律神経の状態を計測して、不調の原因である自律神経を確認しながら治療します。
もちろん患者さんの自覚症状もお聞きしながら、自覚症状と自律神経の不調を照らし合わせ調整し改善させていくのですが、改善の進みが良い患者さんとそうでない患者さんの違いがあります。
悩まれている期間も長ければ治療期間も長くなりがちですが、それだけではない人間性というか、気の持ち方、心のあり方がどうしても関係しているようです。
それが私が提唱する、アスカの法則です。
アスカの法則のアは『あきらめない』のア
アスカの法則のアは、『あきらめない』のアです。
いろんなビジネス書や自己啓発の本でもよく出てくる言葉が『あきらめない』です。
スポーツ選手やノーベル賞受賞者さんなどの講演などでも、「夢を持ちつづけよう」、「あきらめずに頑張ろう」などとよく言われます。
世界の成功者と言われる方々の中にも、「失敗とは、あきらめた時である」とか「あきらめが悪いから成功した」などと発言されている方が大勢いるのはご存知でしょう。
日本でも古くからの言葉で「3日坊主」っていうのがありますね。
筋肉痛などの不調では、1回や2回の治療で劇的に改善する場合が治療院ではありますし、私もたくさん経験していて、「なんで、痛くないんですか?」とか「先生はゴットハンドですね」とかいう患者さんもいますが、疲労からくる筋骨格系の不調はそれほど難しいものではありません。
しかし、自律神経の乱れによる不調はそう簡単ではありません。
うつ病を「心の風邪」などという医師や治療家がいますが、とんでもない発言です。
風邪は、2、3日寝ていれば良くなりますが、うつは1週間寝ていても良くなる保証はありません。
むしろ、うつ病は「心の骨折」です。
骨折は、骨がくっつくまで時間が掛かり、無理はできません。
骨が新しく形成されるには、自己回復力、自己治癒力が高ければ早く形成されます。
そして、骨がついてからもその機能が回復するにはリハビリテーションが必要になります。
こういう骨折のケガもどこかであきらめたり、手を抜いたり、妥協すれば元に戻りづらく後遺症を残しかねません。
自律神経の乱れからくる不調の治療は、この「骨折」の治療、いやリハビリテーションによく似ています。
途中であきらめれば、それなりの効果しかなく、見た目は治っても機能的には不十分な後遺症を持ったまま生き続けなければならないかもしれないのです。
アスカの法則のスは『素直』のス
アスカの法則のスは『素直』のスです。
素直という意味を辞書で調べると
「ひがんだ所がなく、人に逆らわないこと。心が純真さを失っていないこと。」
と解説しています。
この素直な心というのは、治療に限らずスポーツや習い事、勉強や人間関係にも重要な性質で、人として尊い性格の一つです。
これは、日常の生活でも大いに影響するもので、誰も見てないからといって街にゴミを捨てたり、守るべきルールを簡単に無視したりする生活をしている人は、心の純真さが大いに欠けています。
心持ちが常にずるく、スキあらば自分だけ得をしたい、そんな考えで暮らしている人は、心と身体のバランスが良いわけがありません。
素直に治療を受けるということは、何も奴隷のようになれと言っているわけではありません。
自分の考えだけでなく、専門家の意見に耳を傾け自分の身体や心に問いかけるのです。
5つあった不調が、1つ良くなってきたとしましょう。
その時にどう考えるか?
「良くなった不調は告げずに、改善されてない4つの不調の不満を言う。」
「1つ悩みが無くなったので、次の不調の改善に希望が持てる。」
どっちが、今後の改善に役立つ心持ちかお分かりでしょう。
素直な気持ちで、治療を受けることは同じ料金を支払っていても絶対に得をするのです。
その理由は、治療とは物を買うものではなく、決められたサービスを受ける権利でもなく、治療家と患者さん、人と人の対話や気持ちで効果に違いが出るからです。
患者さんが、「押したり、もんだり、ましてや鍼なんかで良くなるのか?」と思って治療を受けるのと、「良くなる変化があれば嬉しいな、自分の変化を感じよう」と思って治療を受けるのでは天と地の差があります。
治療家だって人間です。
「なんか嫌な患者だな、もう今後来なくてもいいよ」と仮に思って治療するのと、「何とか良くしてあげたい。」と思って治療する(基本的には常にそう思っています)のでは、全然効果が違ってくるのです。
これは、科学では説明できない東洋医学でいう「気」の問題、作用であると思います。
素直に治療を受ける患者さんほど、治療の効果が高いことは治療家の先生方は皆さんわかっている事実だと思います。
アスカの法則のカは『感謝』のカ
アスカの法則のカは『感謝』のカです。
これは何も治療家に感謝しろ、と言っているわけではありません。
日常生活でも感謝することはたくさんあります。
仮にある人が、めまい、頭痛、不安感があって来院したとしましょう。
幸い病院での精密検査では重篤な疾患はありませんでした。
まずは、重篤な疾患ではなく、すぐに命に関わるような事態ではないことに「感謝」です。
めまい、頭痛、不安感があっても、目は見えます。歩くこともできます。言葉も発せられます。
耳も聞こえます。味覚も問題ありません。呼吸もできます。お腹も痛くありません。下痢も便秘もなく通じはいいです。
人の機能として問題ないものは、数え上げたらキリがないほどあり、正常です。
人間の機能として、常に全て正常であることを当たり前だと思っていませんか?
人の機能というのは超高精度で複雑で神秘的です。
例えば、肝臓という臓器があります。
肝臓は、消化器官からの栄養素を分解したり、毒素を解毒したり、エネルギーなる成分を生成・貯蔵したりする働き者の臓器です。(文句1つ言わずに)
もし、肝臓と同じ機能を人間の科学によって作り出そうと思ったらどんなものになるかご存知ですか?
それは、石油のコンビナート施設並みの設備になるのです。
建設費で言えば、数百億はかかるでしょう。
そんな、コンビナート並みの設備を肝臓という臓器で機能させているいるのです。
それが、我々のお腹にあるのです。
他にも身体には、とんでもない機能をもった臓器や器官に満ち溢れています。
その中でも脳は、最も高度な機能をもった臓器でしょう。
こういった身体の臓器や器官の働きに、日々感謝していますか?
今は、少し不調で今までと同じ生活ができないかもしれませんが、それでも正常に機能している身体に感謝していまか?
そもそも、あなたの身体はどうやって手に入れたのでしょう?
生まれる前に買いましたか?
誰かが作ってくれましたか?
私は以前ある方の意見に同意して、こう思っています。
心や意識はともかく、身体は神様からの借り物である。
神様というのは、別に宗教で崇拝されている個別な名称のことではなく、自然とか宇宙的にという意味です。
借りているものは、大事に使わないと失礼です。
ましてや人間の科学では作り出せない、お金に換算できない超高価で超高度な代物です。
美術品でも「1億円」と言われたものであれば、大切に厳重に取り扱いますよね。
人の身体はその何百倍、何千倍、何万倍、何億倍も価値があるのです。
その身体を、ほとんどの人は無料で手に入れて、無料でお借りしているのです。
神様に人生という経験の旅の道具として、無料レンタルされてるのが身体だと思いませんか?
当院に来た患者さんで、よその治療院で診てもらって、うちに来る方がいますが、肩こりで数年来悩んでいて、「他所で治療しても2日、3日しかもたない」という方が時折います。
数年間の不摂生、手入れ不足で神様からの借り物の身体に不調を引き起こしておきながら、1度の治療で2、3日しかもたないという考えでは、その先の未来は明るくないです。
その先生は、数年来の肩こりの不調を、1度治療すると2,3日は調子をよくできるのです。
これは、すごいことです。
あきらめずに、素直に治療を続ければ、3日が4日になり、1週間が10日になり2週間が1ヶ月になった希望を2,3日しかもたないと不満を言って放棄したのです。
2,3日も改善して楽な日常が過ごせました。と感謝の気持ちがあればきっとその後の身体の状態はいい変化をもたらしたでしょう。
そうゆう人は、どこの治療院に行っても同じことを繰り返し、不調から抜け出せないのです。
感謝の気持ちが溢れる人は、当然治療した後で自然と「ありがとうございました」とお礼を言われます。
心から言っているか、建前からかはわかります。
感謝の気持ちで通じ合う治療家と患者さんとの関係があれば、必ず明るい未来が訪れます。
私は、日々の治療通じてそうゆう患者さんをたくさん見てきています。
あきらめない・・・ア
素直・・・・・・・ス
感謝・・・・・・・カ
アスカの後に続くのは、ラです。
楽・・・・・・・・ラ
「アスカラ(明日から)」楽しく暮らせる。
これが、治療院を活かした素敵に健康になる法則なのです。
~薬に頼らない健康なからだを目指す~
自律神経専門治療院
ユナイテッド治療院 院長 市原 祐之
〒206-0031
東京都多摩市豊ケ丘1-61-1
ターマ・サンゴ3F
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