ストレスケア

一般に、私たちは、ストレスに対してネガティブ又はマイナスイメージを抱く傾向があります。

確かに、過剰なストレスからくる各種のストレス病、成人病やうつ病、心身症などは、ストレスが大きな要因になっています。

けれどもその反面、ストレスは、私たちの活動や自発性、そして生産性の向上等に貢献していることもあります。

例えば、締切や目標、ゴールがあるからこそ、やる気や意欲が出てくることを私たちは日常的に経験しています。

結論から言いますと、ストレスは良いものでも悪いものでもないのです。

それは、私たちに生来備わった生活反応です。

その意味では、私たちの生産性から病気まで、すべての領域にストレスが関連してきます。

ストレスをコントロールすることと、自分自身をコントロールすることは、ほとんどイコールだと言うことができます。

ストレスをコントロールできるようになれば、健康的な日常生活を送ることがより可能になるということです。

自分のストレスを理解する必要がある

ストレスは、私たちの思考・感情・行動等に大きな影響を与えています。

例えば、過剰なストレス状態では、冷静に物事を考えることはできません。気持ちも高ぶりますし、行動は攻撃的になるかもしれません。

その結果、人の話を聞くとこは難しくなります。さらにストレスが高まっていけば、病気にもなります。

ガンも含めてすべての病気の80%にストレスが影響しているといわれます。

 

また、高まったストレスを軽減しようと、タバコやお酒、仕事依存になる人もいます。

過剰な競争意識や行動パターンをもつことで、ストレスのレベルを高め、それを自分のエネルギーの源(みなもと)としているひともいます。

もちろん、こういった誤ったストレスへの対応は心身を激しく消耗させていきます。

 

しかし、一方でストレスは私たちの活動や自発性、そして生産性の向上等に貢献していることがあります。

例えば、テストや締切、目標やゴールがあることで、やる気や意欲が出てくることをあなたも経験しているでしょう。

また、そのストレスや壁を乗り越えたり、ぶち破ったことが良い経験になって、自分に自信を持てたりします。

 

ストレスとなる要因も時代が変わるにつれて、増加したり変化していきます。

インターネットがなかった時代と現在。

携帯電話がなかった時代と現在。

就寝雇用があった時代と現在。

それぞれに、良い面と悪い面があり、便利であったり窮屈であったりしませんか?

 

人のストレスに関する要因を端的に表した教えが仏教の「四苦八苦」であると思います。

 

宿命の四苦と運命の四苦、合わせて八苦です。

宿命の四苦は、自然のなされるものばかりですから受け入れるしかないものもあります。

 

しかし、運命の四苦は自分の選択次第、考え方や受け止め方、または行動によって回避や克服できるものだと思います。

 

運命の四苦の対応しだいで、宿命の四苦との人生の送り方が変わってくるものでしょう。

 

自分の能力や行動でストレスに対応できる場合と家族や友人、または私のような治療家に相談することで、乗り越えたり解決できたりするものも多いです。

 

限界まで我慢しないで、時に人の手を借りることも有意義な人生を送る方法です。

ストレスサインのセルフチェック

以下のストレスチェックは、一般にストレスレベルが高まると、現れるストレスのサインです。

人によって現れ方は違ってきますが、ひとつの目安として覚えておくと役立ちます。

まず、この1~2週間の自分を思い出してチェックしてみてください。

ストレス度 ステージⅠ

  • 目が疲れる
  • 動悸がする
  • 肩や首がこる
  • 手足の先が冷たく汗ばむ

ストレス度 ステージⅡ

  • 身体がだるく疲れる
  • 便秘や下痢をよくする
  • 頭痛がする
  • 不眠気味になる

ストレス度 ステージⅢ

  • イライラする
  • ささいなことで驚く
  • 落ち着きがなく、じっとしていられない
  • 集中力が低下して、根気がなくなる
  • 緊張したり、不安な状態になる

ストレス度 ステージⅣ

  • 化粧や服装に関心がなくなる
  • 人と話すのが、めんどうに感じる
  • 深刻な悩みが頭から離れない
  • 一人でボーッとして、空想していることが多い
  • 何事にも自信が無くなり、人生をつまらないものと思う

ステージⅠの段階では、簡単なストレスコントロールと当院では短期間の治療で解決できるでしょう。

 

ステージⅡ、Ⅲの段階では、ストレスコントロールと週末は休養をとり、中期的な治療を当院で継続することで解決できるでしょう。

 

ステージⅣの段階で半分以上該当する場合、専門的なストレスコントロールが必要になる場合もあります。

当院での治療も中期~長期間は継続が必要になります。

当院のストレス確認手段

良導絡自律神経測定(治療)

  • 良導絡自律神経測定

当院は、自律神経の不調を治療するにあたって、良導絡自律神経調整療法をもちいます。

 

患者さんの自律神経を治療の前に測定することによって、不調である症状の原因がどこの自律神経のバランスが乱れているか調べることで治療していきます。

 

過度なストレスを抱えている患者の場合、手と足で測定した自律神経の数値に特徴的な表し方が出てきます。

 

これを、陰陽逆転といいます。

 

東洋医学の考え方の一つに、「陰陽論」というものがあって、森羅万象、世の中すべてのものは陰と陽の2つに分けることができ、そのバランスが最も重要である。という考え方です。

 

例えば、

陽        

太陽      

        

        

暑い       寒い

           

などなど様々な物質、現象を陰と陽のバランスで考えます。

 

良導絡自律神経調整療法の場合、手首と足首の周りの測定点で計測しますが、陰陽論でいくと手は上半身につながるので陽と考え、足は下半身なので陰と考えます。

 

バランスとしては、手の数値:上半身=陽の数値がやや高めで、足の数値:下半身=陰の数値がやや低めがバランス的に良い状態となります。

 

▲の画像のグラフでは、この数値がまったく逆に出ています。

これが、陰陽逆転・・・高いストレスにさらされている状態であると表しているのです。

 

こういった場合、身体にも当然不調が出ています。それも肩こりや頭痛、不眠、倦怠感など複数症状の場合がほとんどです。

 

ストレスケアは、様々なアプローチがありますが、当院では身体のコリや痛み、冷えや不快感を改善することで身体から心、精神面の改善をしていきます。

もちろん、施術中会話をすることによってカウンセリング効果も高まります。

 

こうして、自律神経のバランスを計測し、施術を行い、患者さんの自覚症状をお聞きする。

これを継続していくことで、機械的な数値と患者さんの自覚症状の変化を確認していきながら有効な方法を導いていきます。

 

もう1つのストレス確認方法

当院で可能なストレスの検査方法が、唾液アミラーゼモニターです。

あなたは唾液アミラーゼって、聞いたことがありますか?

恐らく初耳ではないでしょうか?

 

これは、アミラーゼという酵素が唾液の中にどのくらいあるかによってストレスレベルを確認するものになります。

では、ストレスとこの唾液アミラーゼがどう関係しているかを、簡単に説明しましょう。

 

人は、肉体的・精神的ストレスにさらされた場合、ガンバレ!、負けるなー。と自分自身を応援してくれるホルモンが分泌されます。

これを抗ストレスホルモンといって、副腎という臓器から分泌されています。

 

アドレナリンって聞いたことありませんか?

アドレナリンも抗ストレスホルモンの一種です。もちろん副腎から分泌されます。

 

抗ストレスホルモンは他にもありますが、このストレスに負けるな、ガンバレと応援してくれるホルモンが分泌されると、唾液の中にアミラーゼが多くなることが分かっていて、それを計測するのです。

 

ですから、抗ストレスホルモンが有効に身体を元気づけてくれてる時は、自覚症状がそれほどない場合もあります。

「私は疲れていない、ストレスなんかちっとも平気!」なんて思っていても、身体は一生懸命抗ストレスホルモンを出して応援してくれているのです。

 

ただ、副腎も無尽蔵のエネルギーがあるわけではありませんから、過度なストレスがつづくと抗ストレスホルモンの生成・分泌が低下していきます。

これを副腎疲労症候群といって、自律神経失調症やうつ病に似た症状を発症します。

 

唾液アミラーゼモニターにて、ストレス状態を確認して、治療・施術することで心身ともにケアやメンテナンスすることは、快適な人生を送ることに決して無駄な行為ではないと思いませんか?

 

ストレスを簡易的に確認できるアプリあります

  • 気持ちをはかる
  • リラックス測定
  • からだの元気度

今の時代は便利ですね。気になった時にいつでもスマホを使って、ストレス度合いを簡易的測れるアプリがあります。

 

COCOLOLOという無料アプリです。

 

医療器具ではないので、あくまで簡易的なセルフチェックツールと思ってくださいね。

 

詳しい説明は、以前に書きましたので、気になる方はチェックしてみてください。

ストレス、自律神経の状態を自分で調べるアプリがあります。

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