症例24:うつ、頭痛、慢性的な首・肩こり、PTSD

患者 50代 女性 多摩市

主訴と併発症状(うつ、頭痛、慢性的な首・肩のこり、坐骨神経痛、PTSD)

ご主人との夫婦関係の問題で、数年前から別居し離婚調停をしている最中で、数年前(本人曰くわからないくらい前)から体調を崩し、様々な病院で検査や投薬を受け、整体や鍼灸治療院へも行ったが、目覚ましい改善が見られず、表に出るのも大変で人混みが苦手で長い時間歩く体力もなく、家で横になる時間が多いとのこと。

特に、首肩のコリがつらくカチコチしている感じで頭痛も併発することが多く、離婚のことを考えると気分が落ち込み、不安な気持ちなってしまう。

初診時の見立て

良導絡自律神経データを測定すると、上半身・下半身ともに数値が15㎂以下という数値で過半数が一桁代の数値というとても低い数値だった。

本来は、ミドリの線の平均値ゾーンからはみ出る経絡が、症状を表すものであるが平均値が低すぎて、症候情報が充分に検出できないほどだった。

その中でも腎経や胆経はの数値はずば抜けて低く、生命力が低下していることが伺えた。

全体的に自律神経データが上昇するように、全身的な施術を施すことにした。

腎経からみる症状

(腎 経)抑制 ↓

関連臓器:副腎 腎臓 生殖器(内分泌)

関連部位:咽喉・歯ぐき・歯髄 耳
足腰の冷え、易疲労、精(性)力減退

集中力を持続する根気に欠ける、記憶力減退

喉(奥)・耳(奥)の異常  尿量減少(水分代謝が悪い)

ホルモンバランスの異常

F5(胆経)も抑制の場合は冷え性

婦人科の異常(更年期障害)

 

腎経の症候情報と患者主訴の関連が深いと思われ、改善が特に必要な経絡と判断した。

 

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胆経からみる症状

(胆 経)抑制 ↓

関連臓器:(副交感神経)

関連部位: 眼 耳 筋肉 頭部
眼の疲れ・視力減退 遠視性(老眼)・乱視性の眼精疲労

めまい・たちくらみ

筋肉力の低下(階段の昇降や歩行に足腰の衰えを感じる)

F3(腎経)も抑制の場合は冷え性

 

胆経の症候情報でも体力の低下や問診票には記載しなかったが、自律神経データをみて、冷えもあることを訴えたので、治療経絡と判断した。

 

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健康情報からみる症状

《元気度》

元気度が低下しています。思い当たる症状が続くときは医師に相談してください。

 

腎経↓

不安感が強くおびえやすい。

根気がなく、落ち着きがない。

 

三焦経↑

気の使い過ぎで頭が重い。

季節の変化に弱い。

 

胆経↓

気が小さい。気疲れする。

眠りが浅く、熟睡できない。

治療の際使用した経穴(ツボ)

治療2回目の状態

初回の治療から1週間後に来院して2回目の治療を行った。

治療の前に測定した良導絡自律神経データを見ると、全体的に数値が上昇し平均値(ミドリ線)が初回より上昇していることが分かる。

ころは、基礎的な体力、代謝機能が改善されていることを示している。

自覚症状としては、左腰がだるく首・肩のコリ感はまだあるが、自律神経のデータを見る限り治療の方向性は間違っていないようである。

治療3回目の状態

2回目の治療の2日後に離婚調停があり、電車で向かう途中でご主人のことを考えただけで、体調が不調になったと告げられた。

当時のDVやモラル・ハラスメントの記憶がよみがえり、フラッシュバックのようになり精神的に負担がかかったようである。

良導絡自律神経データを施術前に測定してみると、2回目のデータより明らかに低下していることが分かる。

特に足の経絡である脾経、腎経、膀胱経、胃経の低下が著しい。これはストレスからくる消化器系、ホルモン系が乱れが出てきたものと考えた。

治療4回目の状態

3日目の治療から10日後に来院して4回目の治療を行う。

施術前に良導絡自律神経データを測定してみると、3回目のデータより明らかに各経絡のデータが上昇しているのが分かる。

消化器系の脾経、胃経はずいぶん改善されている。生命力の要である腎経はやや低めであるが、初回時や3回目の数値からすれば改善が見られる。

肩こりや下半身の違和感はまだあるようではあるが、改善している自覚症状が分かってきたようで、来院時の表情が明るくなってきた。

治療14回目の状態

5回目の治療以降1~2週間隔で治療を続けていたが間隔が空くと少し自律神経の乱れが見られ、睡眠状態が悪くなる場合もあった。

13回目の治療後歩くことが楽になってきたとのこと。

依然患った三叉神経痛の恐怖があり、右頬の違和感があると気になり右頬に刺鍼することが最近は良く行うようにした。

刺鍼後は右頬の違和感は緩和されるようである。

治療22回目の状態

治療間隔は1~2週間で行っていき次第に気持ち的に前向きになって来たようである。

良導絡自律神経データを測定すると、元気度は問題ないレベルになることが多くなってきた。

習い事を始めたり、短い時間ではあるがパート勤務の面接に行き、採用されたとの報告を受けた。

最初の主訴の症状はほとんど改善され、今はメンテナンス&予防という気持ちで通院を続けている。

考察

これまでの家庭環境は気の毒になる面も多く、大変つらかったと思われました。

病院へも色々行かれたようですが改善が見られず苦慮されていた話から、当院の施術で改善できたことは、私も本当にお役に立てて嬉しい限りです。

現在も予防を兼ねたメンテナスで30回以上通院されています。

パートの勤務も順調で、勤務日数も少し増やしても体調に変化なく過ごされているようです。

「6ヶ月前の自分とは生まれ変わったようです。本当に何もできなかったんです。」と嬉しそうに話される姿には、私も治療家をやっていて良かったと思う瞬間です。

東洋医学を少しでもわかっていただきたくて

東洋医学って難しくてよくわからない!!

と、思うのはごもっとも。

そんなあなたに、少しでも東洋医学を理解するのにお役に立てばと思って、「わかりやすい東洋医学」のページを作ってあります。

~薬に頼らない健康なからだを目指す~
自律神経専門治療院
ユナイテッド治療院 院長 市原 祐之
〒206-0031
東京都多摩市豊ケ丘1-61-1

ターマ・サンゴ3F
電話 0120-3739-77

こんなにゼイタクな治療院は他に見たことがありません!

Q、当院に来られた時のお悩み、症状はどのようなものですか?

A、首・肩のコリ、頭痛、うつ症状、背中の痛み、左足から腰にかけてつる感じで悩んでいました。

 

Q、通院されて、お悩みの症状はどのようになりましたか?

A、治療していただいた後は、体に羽がはえたように軽くなりました。同時に気持ちもあかるくなるのを自覚できます。とてもラクになりました!

 

Q、同じような症状でお悩みの方に、メッセージをお願いします。

A、マッサージ、鍼、岩盤浴、カイロプラクティック、酸素ボックス、目に見える数値とこんなにゼイタクな治療院は他に見たことがありません。

 

A.M様 53歳 女性 主婦

※お客様の感想であり、効果効能を保障するものではありません。

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