めまい、首肩の痛み、腹痛、手足のしびれ、不安感、などで学校に行けず来院した14歳の患者さんの初見

14歳 女性 めまい、首肩痛、過呼吸、不安感、手足のしびれなどで学校にいけないで、他県から来院した中学生の初見

主訴

・めまい、たちくらみ

・首、肩、肩甲骨周りの痛み

・目の周りの痛み

・目の前が暗くなったり、光が見えたりする

・手足のしびれ

・足の痛み(特に足首)

・腹痛

・足の痛み

・過呼吸、とても呼吸が浅く呼吸ができない時がある

・イライラ、不安感

・顔のしびれ

 

いつ頃からどのようにつらいですか?

・肩回りの痛みは3年くらい前からで、めまいは1年くらい前からです。

・精神的な不安感は2ヶ月(5月)くらい前からで、教室で貧血のようになって倒れてからひどくなりました。

・1か月前(6月)からは夜眠れず、朝起きるのが困難で学校にいけません。

・大学病院へ行って検査していただいたところ起立性調節障害と診断されました。

自律神経を調べてみました

良導絡自律神経調整療法の測定器で自律神経の電流値を測定しました。

平均値は、正常値に近いので基礎体力や基礎代謝は心配なさそうです。

 

ただし、上半身(H)の数値が低めで、下半身(F)の数値が高いのは、自律神経のバランスが悪く、東洋医学の考えである陰陽論すると「陰陽逆転」という現象です。

 

これは、身体にストレス(肉体的・精神的)が掛かっている時によく現れるものです。

患者さんの主訴を見ても、高ストレスであることは想像できます。

 

その中でも特に、肝経、膀胱経の上昇が気になるところです。

肝経から見た体調の不調は?

肝経の自律神経の数値が高いと、以下のような症状が発症しやすいと考えます。

・筋肉のコリや痛みが、腰や肋間、頚背部にでます。

・不眠(寝不足)や寝つきが悪くありませんか?

・眼精疲労

・気分不快(怒りっぽい)

・婦人科(特に月経)の異常はありませんか?

・まれに肝臓の異常がみられます。

 

メンタル(精神的)の状態は?

・寝つきが悪く、不眠を起こしやすい。

・気分が不快で不安定。

・怒りっぽくて、感情が爆発しやすい。

 

患者さんの主訴との関連は?

めまいや、頚背部の痛み、目の周りの痛み、イライラや不安感など、多くの症状が肝経の異常と合致しています。

東洋医学では五行論という考え方があり、五行色体表で臓器の不調と関連を考えます。

例えば、肝は五行論の木・火・土・金・水でいうと木に属します。

同じく五行色体表で見た場合、木に属するものとしては、

・五官(病気が現れる部位)・・・目

・五主(司る臓器)・・・筋

・五神(司る精神)・・・魂

・五季(関連する季節)・・・春

・五志(変調の際の感情)・・・怒

となります。これでも一部ですが患者さんが教えてくれた症状や部位、時期が合致しています。

膀胱経からみた体調の不調は?

膀胱経の自律神経の数値が高いと、以下のような症状が発症しやすいと考えます。

・首筋から背中への痛み。腰痛。

・神経痛や下肢の異常。

・後頭部の痛み。

・目の奥が痛い。

・涙腺の異常。

 

メンタル(精神的)の状態は?

・気を使うことが続いている。

・神経が張りつめていて、過敏に反応する。

 

患者さんの主訴との関連は?

頚背部の痛みと、足の痛み・しびれは合致しています。

目の痛みや異常も膀胱経の症状に出ています。

メンタルの面でも、神経が過敏で不眠の症状を引き起こしている可能性が高いでしょう。

自律神経から見る健康情報は?

《元気度》 代謝機能、基礎体力(抵抗体力)はともに問題ありません。

《ストレス度》 身体的バランスはストレス状態です。

☆免疫力の低下が考えられます。病気の予防に注意してください。

休養と睡眠をとって、ストレスの解消に心がけましょう。

*精神的緊張が続いているか、心配事や悩みがありませんか?

 

F2(肝経)↑

・不眠(寝不足・寝つきが悪い)。

・気分が不快。

・感情の爆発や、怒りっぽい傾向がある。

 

H3(心経)↓

・心配事で食欲がない。

・精神的な疲れがある。

・不安感を感じることが多い。

 

F5(胆経)↓

・気が小さい。

・気疲れをする。

・眠りが浅く、熟睡できない。

 

F4(膀胱経)↑

・気を使うことが続いている。

・神経が張りつめていて、過敏に反応する。

 

F1(脾経)↑

・責任感を強く感じている。

・反面、そのために引っ込み思案になることも。

 

F3(腎経)↓

・不安感が強く、おびえやすい。

・根気がない。

・落ち着きがない。

院長の考察

片道2時間をかけて、近県から親子3名で初めてお越しになりました。

 

最近は、中学生、高校生で学校に行くこともできない自律神経の不調でお悩みの方が多くなりました。

 

皆さん、当院に来院する前には病院へ行かれて、検査・診察をお受けになっています。

多くは小児科へ行かれているようで、だいたい診断名は「起立性調節障害」と診断されるようです。

 

確固たる治療方法がなくて、漢方薬や血圧の薬を処方される場合が多いようです。

この患者さんも大学病院まで行って、検査・診察されて起立性調節障害と診断されました。

でも、ご両親は心配なもので、あちこち調べた上で当院のサイトを見つけて連絡されました。

良導絡自律神経調整療法の測定器で、調べたところ高ストレス下であることが推察されました。

 

岩盤浴療法、整体・鍼灸施術、高気圧酸素療法を行いました。次回の予約をお入れになってお帰りになられたのですが、後日「娘がどうしても鍼が嫌だといいまして」と言って、予約は取り消されました。

 

自律神経の調整には、鍼治療はとても有効な手段だと私は信じて行っていますが、なかにはどうしても無理という人がいますね。

 

また、悪いとことや不調を治す場合、適切なツボに施術した際に刺激が強く感じる場合も多々あります。

 

これは、痛みとは別の響きという刺激なのですが、初めての感覚ですと判別ができずに何でも「痛み」と思ってしまうかもしれません。

 

今後、当院で治療をされないことは残念ではありますが、早く適切な治療方法や治療家さんと出会えることを祈っています。

 

子供たちは、国の宝であり社会の未来を担っています。

 

少しでも多くの子供たちの悩みや不調を当院で改善のお手伝いをして、有意義な学生生活をおくり、楽しい生活をおくれるよう治療していきます。

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お客さまの声

すっかり起立性調節障害が良くなりました。毎回通院が楽しみです!

病院で起立性調節障害と診断されました。

めまいや立ちくらみ、頭痛や味覚障害があり、朝起きれず学校へ行けなかったり、うつ状態になったりすることがありました。

悩んでいた症状は気がついたらすっかりなくなっていて、学校へも毎日楽しく行けています。

自律神経を測定→岩盤浴・鍼灸や整体・酸素ボックスと盛りだくさんな治療をしていただけます。

私は毎回ここへ来るのがとても楽しみになりました!

O.K様 多摩市在住 15歳 高校1年生

※お客様の感想であり、効果効能を保障するものではありません。