インストラクターとしての経験

2年前より母校である大川カイロプラクティック専門学院www.ok-cp.com/で基礎医学の講師をしています。

授業は、講談社出版の「からだの地図帳」と「病気の地図帳」をもとに、パワーポイントを使います。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

授業では、解剖生理学、病理学各論をテーマに1年間のスケジュールが組まれています。

治療家となるために必要最小限の知識を1年間勉強します。

私も治療家としての基礎をこの大川学院で学び始めました。

その後私は、鍼灸の専門学校に入学し、さらに東洋医学を中心とした治療に関する勉強をしました。

そんな私が今、治療家のタマゴである生徒さん方に医学関係の授業をしています。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

これまで、医学に関する知識は教えられる立場だったのが、教える立場になったことは、

自分でも想像していた以上に、大切な経験となりました。

これまで学んできた知識の復習、他人に伝える工夫といった面だけでも、お金に例えることができない経験です。

 

授業を行っていると、生徒さんから質問をされることがありますが、

すぐに答えられる質問ばかりだけでなく、調べ直さなければならないものもあります。

自分が気づかなかった質問には、いい勉強になることもあります。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

最近、授業の準備などをしているときに思うことは、「人間は本当に素晴らしい」ということです。

どうしたらこんな構造が考えられて、作られるのか?

 

からだの構造では、人間では考えられないであろうシステムや気配りがいたるところでみられます。

しかも肉眼では見えないミクロの世界の細胞や成分に至るまで、生きていくための仕組みが施されています。

 

私のような資格の医学知識は、医師の方や専門分野の研究者の方々に比べればたいした事はないと思いますが、

そんな私でも、解剖生理学などを学んでみると、これは人間に関する「考古学」であり「歴史学」のような気がしてきます。

 

大まかなことであれば、「なんで人の指は5本なのか?」「尻尾はなんでないのか?」「妊娠は基本的になぜ一人なのか?」

沢山の疑問が、人間の身体にはありますが、人間はそれを憶測でしか判断できません。

設計者(人ではないですが)の意図を正確に知ることはできず、設計した世界観・宇宙観・自然観を汲み取ろうとする努力しかできません。

 

でも、それが人間の叡智となってこれまで続いてきたのだと思います。

人を知ること、それは肉体的に、精神的に、歴史的に、進化論的に

治療家はそういった勉強も続けていき、少しでも人の役に、社会の役に立つよう精進する人のことだと私は思っています。

 


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